いや~すばらしいですね!ボストンマラソンといえば、なんと1897年に創始され、近代オリンピックに次いで歴史の古い伝統あるマラソンなのですが、初出場した“最強市民ランナー”川内優輝選手が優勝しました!
この大会で、日本人が優勝するのは、あの1987年に優勝した瀬古利彦氏以来31年ぶりの快挙となります!
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川内優輝ボストンマラソン優勝!賞金に税金はいくらかかるの?
今回、川内優輝選手は優勝賞金15万ドル(約1600万円)を獲得しました!で、その賞金に税金はいくらかかるのかという話ですが・・・。
川内優輝選手はアマチュアの選手となります。ですので、基本原則としてその獲得した賞金や賞品は一時所得扱いとなります。また、一時所得は、年間50万円までは税金がかからないこととなります。
引用元:instagram
ですので、川内優輝選手が今回のレースで獲得した賞金が、今年はじめて獲得したものということを前提で計算すると、以下の計算式となります。
総収入金額(賞金15万ドル)-その収入を得るために支出した金額(経費)-特別控除額(50万円)を引いてかつ×1/2で算出
収入を得るために支出した金額(経費)とは?
今回、川内優輝選手はアメリカ・ボストンまで遠征しています。
ですので、往復の航空運賃や現地での宿泊代金、レースに使用したシューズ、その他消耗品代金などは、レースに直接紐付く出費として経費扱いすることが認められています。
ちなみに、川内優輝選手の練習用の愛用シューズ、意外と安いんですよね! 下手したら、普通の市民ランナーの方がもっと高価なシューズを履いていそうです。リーズナブルなシューズでスゴイ記録を出してしまう・・・こんなところも川内優輝選手の愛されるところかもしれません。
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いずれにしても、川内優輝選手の海外遠征は、”経費”がそれなりにかかっていることは間違いないです。飛行機とかビジネスクラスで行っているんでしょうか?
公務員ですので、短期の休暇しかとれないはずなので、疲れを残さないためにも、もしかしたらビジネスクラスを利用しているかもしれませんね。
いずれにしろ、仮にビジネスクラスを利用していても全額経費として差し引くことができますね。
川内優輝選手が支払う税金は?
では、もろもろ経費を差し引いて川内選手がいくら国にお布施(税金)として納めるかというと。
もう一度、先ほどの計算式を書きまして・・・。たとえば今回経費が200万円かかったとして計算してみます。
総収入金額(賞金15万ドル=1600万円)-その収入を得るために支出した金額(経費:200万円)-特別控除額(50万円)を引いてかつ×1/2で算出 = 675万円(課税対象額)
課税対象である675万円に対して、税率33%+2.1%(復興特別所得税)がかかります。
ですので、川内選手が支払う税金は、約235万円ほどとなり、特別控除額と経費(仮に200万円として)を差し引いて手元に残る金額は、約1100万円くらいになるかと思います。
瀬古利彦・ボストンマラソン優勝賞金への税金は?
ちなみにあの瀬古利彦さんがボストンマラソン優勝したときの賞金への税金はというと、時代背景もあり少し不運かもしれません。
瀬古利彦さんが選手時代、1987年のボストンマラソン優勝(副賞と合わせて賞金1500万円)、1986年にロンドンマラソン優勝(賞金800万円)、1986年アメリカズマラソン優勝(賞金640万円)の計:約3800万円の賞金を稼ぎ出しました。
引用元:instagram
ですが、当時の時代背景もあったのでしょう。
当時は、選手がレースで得た賞金は、日本陸上連盟が一旦、競技者基金にプールし、引退後に手数料等を差し引いて支払うというシステムでした。
瀬古利彦さんの場合は、獲得賞金3800万円から強化費として800万円が差し引かれ、残る3000万円は、1989年に瀬古氏が引退するまで日本陸連が管理していました。
そして、引退後、この3000万円が瀬古利彦さんの一時所得扱いになり、6割が税金として持っていかれました。
もちろん、1200万円が瀬古さんの手元には渡ったのですが、瀬古さんのようなトップアスリートが、それこそ心身をすり減らして稼いだ賞金額として考えると少し可哀そうな気もします。
一方、瀬古さんと比べてはいけないのですが、設楽悠太選手のケースなどはマラソンランナー冥利に尽きるというか時代背景もあり、俄然やる気が出そうなケースですね。
設楽悠太選手に関していえば、東京都庁前~東京駅前間で行われた「東京マラソン2018」で、16年ぶりの日本記録をたたき出したことで、褒賞金1億円をゲットしました。おそらく、そのうち7500万円は手元に残るので・・・。
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まとめ
伝統あるボストンマラソンで優勝した、”川内優輝選手は本当に素晴らしいですね!
ちなみに、ボストンといえばアメリカ東部に位置する美しい街なのですが、川内選手は忙しそうなので、ゆっくりと観光する時間なく、日本にトンボ返りしてそうな気もしますね。。。
普段、フルタイムで勤務して休みを利用して世界各地のマラソンレースに参加して結果を出してしまう。。。
正直、コンディショニングとか相当大変そうです。専属のトレーナーやコーチがいないんですよね。
至れり尽くせりの環境が提供されている、日本陸連や他の強化選手見ていますか?という感じです・・・。
これからも、“最強市民ランナー”川内優輝選手に注目して応援したいものですね♪
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