格付けチェック2018・YOSHIKIの飲んだ5000円ワインとは?|1月1日

もはや毎年これを見ないと正月という感じがしない?番組が、「芸能人格付けチェック!」。今年も元旦に放送されました。今年の「芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2018お正月スペシャル」の注目ポイントはもちろんGACKTさんの連勝記録もそうなんですが、GACKTさんと共演したYOSHIKIさんの知識量とチャーミングさ。(格付けチェック20181/1放送」

YOSHIKIさんが、お菓子(おかき)をぼりぼりと食べている様子は好印象でしたよね♪また、他の芸能人とも気さくに会話したりと、その謙虚で気さくな人柄にも好印象を覚えた人も多いのでは?

さて、ここでは「芸能人格付けチェック」で毎年、出題される恒例のワインの問題に注目してみます。

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YOSHIKIの飲んだ”100万円のワイン”とは?

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今回の問題は、100万円のワインと5000円のワインの飲み比べでした。

出題された一方の100万円のワインとは、「シャトー・ペトリュス」です。「シャトー・ペトリュス」は、フランスボルドー地区の中でも最高峰のワインで、フランスのワインというくくりで見ても、価格面では、ロマネコンティの次くらいに高価なワインです。

それもそのはず、「シャトー・ペトリュス」は、ボルドー右岸のポムロールややサンテミリオン側にある、ボタンホールと呼ばれる小高い丘の上にあるわずか11Haくらいの畑から、年間で多くても2500ケース(3万本)しか生産されないため大変貴重なワインなんですね。

ボルドー地区では、これ以外にもワインの四天王ともいわれる「5大シャトー」と呼ばれるものがありますが、他のヴィンテージでも、せいぜい5万円~6万円ほどの価格に対して、「シャトーペトリュス」はそれら「5大シャトー」の数倍の価格がついているという時点で、まさに別格なんですね。

映画『世界一美しいボルドーの秘密』予告編

ところで、「シャトー」とは、ボルドーの場合に用いる表現で、ぶどう畑を所有し、ぶどうの栽培、醸造、熟成、瓶詰までを自分たちで行う生産者のことを指します。ブルゴーニュでいうと、「ドメーヌ」が「シャトー」に相当しますね♪

「シャトー」とは、もともとはフランス語で「お城」を意味しますが、実際にまるでお城のような邸宅を醸造所にし、広大な敷地にワイナリーとしての大きな設備を構えているところが多いので、ぴったりのネーミングですね♪

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ちなみに、「シャトーペトリュス」は、アガサ・クリスティ原作の「ナイル殺人事件」で探偵ポアロが飲んだワインといわれ、クリスティー自身も愛飲したワインといわれています。

また、「ドラマLAW & ORDER:犯罪心理捜査班」のシーズン2の第22話の中に、「1946年産のシャトー・ペトリュスには11,000ドル(=今のレートで普通に100万円オーバーですね)の価値がある」というセリフがあるなど、ごく一部取り上げるだけでも、そのプレミア感の高さが知られていることが、よく分かりますね♪

5000円のワインとは?

さて、もう一方の5000円のワインの正体とは一体何でしょうか?

まず前提として、以前の「芸能人格付けチェック」の放送では、5000円のワインについては銘柄を明かしていましたが、最近の放送内ではその詳細は明らかにされていません。ですので、ここで書く5000円のワインも、あくまでも個人的な予想となります。

さて、今回、放送の中で分かったのは、「5000円のワイン」とは・・・

・フランスボルドー産の5000円のテーブルワイン

・(出演した中尾彬さんによると)味は「まろやかで飲みやすく、スミレの花のような香りがする」とのことでした。

また、「芸能人格付けチェック」の放送中に、5000円のワインについて、YOSHIKIさんが「これ、だまされる人はいるかも」と評価していました。それは、5000円にしては美味しいという意味合いはもちろんあると思いますが、文脈を取れば、100万円のワイン=「シャトー・ペトリュス」と類似点があるワインといえるかもしれません。

さて予想にあたり、当然のことながら、伝統と格式を備えている世界トップクラスのワイン=「ボルドーワイン」に絞ります。

その上で、番組でつかわれた5000円のワインは、「ロスピタレ・ド・ガザン」(ポムロル)と予想します。

価格は、ぴったり5000円(税抜き)です。

↓↓↓↓↓

「ロスピタレ・ド・ガザン」の特徴について少しご説明します。

「ロスピタレ・ド・ガザン」の特徴は?

「ロスピタレ・ド・ガザン」ですが、実は、「シャトー・ペトリュス」の大部分の畑とルーツが一緒である、優良シャトー「ガザン」が手掛けているワイン。ですので、人気も知名度もある実力派シャトーが造る名品といえます。

ちなみに、「シャトー・ペトリュス」が現在所有する畑の相当な部分は、かつてシャトー・ガザンの畑でした。また、シャトー・ガザンは、ヴュー・シャトー・セルタン、レヴァンジルなど、フランスの最高峰シャトーの畑に隣接しており、シャトー・ガザンは一等地の「テロワール」という評価を得ています。

それで、「シャトーペトリュス」と「ロスピタレ・ド・ガザン」の持つ香りや味に、”ある程度の類似点”があってもおかしくないと思います。

なお、「テロワール」とは日本語でいうと、ブドウが育つための環境である「場所」、「気候」、「土壌」など、ブドウを取り巻く全ての自然環境の特徴を指します。ブドウは、特に土壌の影響を受けやすい果物といわれ、その環境こそが、ワインの個性を形作るといっても過言ではないんですね。

ところで、「シャトー・ペトリュス」を飲んだ時に、岩城滉一さんが、「混ぜ物のあるような味」と評していました。これも、普段「シャトー・ペトリュス」を飲み慣れていない人にとっては、あながちコメントとしては間違っていないと思います。

というのは、「シャトー・ペトリュス」を産出する畑は、鉄分を含んだ重い粘土質の土にその特徴があります。 ワインを作っている周囲の畑の土壌は砂利質なので、「シャトー・ペトリュス」の独特の濃厚さやどっしりした味は、たしかに、他のワインとは一線を画したもので、世界でオンリーワンの個性を持つワインと言えますね。

さて、話を戻して、フランス・ボルドー産で、価格が5000円という点、「シャトー・ペトリュス」とルーツが同じ点などを考えると、「ロスピタレ・ド・ガザン」が5000円ワインである可能性があるのでは?と考えます。

まとめ

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毎年GACKTさんのスゴサに感銘を受けていたのですが、今回はYOSHIKIさんの知識、そして根拠が的確なコメントがとくにスゴイと思いました。そして、あれほどビッグネームであり、美味しいものや美しいもの、高価なものを知り尽くしながら、決しておごったところのない、YOSHIKIさんの人柄。すばらしいと思いました!

繰り返しになりますが、5000円のワインについては、具体的な銘柄が番組内で明らかにされていなかったので、ここで書いた「ロスピタレ・ド・ガザン」がそれに該当するとは断言できません。でも、こういった予想を立てつつ、番組を見るのも、また面白いと感じました。

でも、5000円のワインも、”気軽なテーブルワイン”という感じではないような気もしますが(笑)・・・ 少なくとも我が家のような庶民にとっては・・・

また、機会があれば、YOSHIKIさんに「芸能人格付けチェック!」に出演してもらい、是非、視聴者を楽しませてほしいものですね♪

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