盲目の漫談家・濱田祐太郎さんは吉本の芸人さんなのですが、R-1グランプリへの出場が決定しました。濱田祐太郎さん以外では、吉本の芸人さんで盲目の芸人さんは、今までおられなかったと思います。
濱田さんの素晴らしいところは、確かに生まれつき全盲に近い弱視という障害を持たれているのですが、自ら目が見えないことをネタにしつつ、明るくおもしろいという芸風を確立されていること。全く、盲目という障害について意識させないほどです。
プロになって5年。
アマチュアの時以来の準決勝進出です!濱田祐太郎 pic.twitter.com/Pt1OJOWm1r
— R-1ぐらんぷり (@R1GRANDPRIX) 2018年2月12日
濱田祐太郎さんはなぜ盲目に?Wiki風プロフィール
濱田祐太郎さんのWiki風プロフィールをご紹介します。
本名: 濱田祐太郎
生年月日: 1989年09月08日(28歳)
出身地: 兵庫県神戸市
身長&体重: 171cm /85kg
血液型: O型
趣味: ギター&フィンガーピッキング 大食い
特技: 針師 あんまマッサージ指圧師
濱田祐太郎さんは、吉本のNSC大阪35期卒業された芸人の方です。
濱田祐太郎さんは、先天性緑内障(発達緑内障)という病気のため、生まれつき目が見えません。
ちなみに、先天性緑内障とは、隅角という部分の発育異常が原因で、眼圧が上昇し、視神経の障害を持つ病気のことです。
発症の頻度は、約3万人に1人なので、発祥する割合はかなり低いといえますね。先天性緑内障は、生後1歳までに約80%が発症するといわれ、生まれた時に起こっているケースもあります。
濱田祐太郎さんは、現在の状態は左目が見えず、右目は明暗のみ判別することのできる状態です。
ですので、漫談用のネタについては、音声データとして記録して、用いている可能性が高いかもしれませんね。普通の人に比べ、より努力や工夫が必要といえますよね・・・
また、濱田さんがどうやってネタのヒントや情報収集をしているかというと、街中や電車の中で耳にする会話からネタのヒントを得ているそう。目が見えなくても、まさにその耳が目に代わって情報を集めるんですね!
濱田祐太郎さんの出身高校と大学は?
濱田祐太郎さんの出身高校や大学については、情報を明かしていませんが、濱田さんの出身は神戸・・・
ですので、可能性として、神戸市盲学校へ通っていたと考えられます。神戸市盲目学校で、濱田さんの特技ともなっている鍼灸やあんまマッサージ指圧などを学んだ可能性が高いと思われます。
実際、マッサージ師や鍼灸師として生計を立てるために、これらの訓練を受ける盲目の方は多いですよね。
濱田祐太郎さんはなぜR-1出場を目指したのか?
濱田祐太郎さんは、もともと『R-1ぐらんぷり』が好きで、毎年”聴いて”いたそう。自身の芸風である“純粋な漫談”で是非出場してみたいという思いが強くなったんですね。
ちなみに、濱田祐太郎さんのネタは、自身のハンデを自虐的に取り上げるネタで笑いを取りにいくスタイルです。
たとえば、そのうちの一つ「盲学校あるある」などのネタは、盲目を扱ったネタなのですが、まさに濱田さんしかできないネタですし、ネタの構成はしっかりと練り込まれた漫談となっています。
個人的に思うのは、障害をネタにするというのは、ともすると聞き手側が不快感を覚えるような状況になりがちじゃないかな?と思いました。が、濱田さんのお笑いのスタイルは、そんな自身の障害をポジティブにとらえ、きちんとネタに落とし込んでいること。
なので、説得力がスゴくて、ついついその笑いに引き込まれてしまいます。
濱田祐太郎さんは、「あんまマッサージ指圧師」としての資格を保有しているので、マッサージ師や鍼灸師として生計を立てることもできたにもかかわらず、お笑いを、そしてR-1出場を目指してきました。
その理由は、やはり小さなころから”お笑い芸人”にあこがれお笑いで生活したい!”という熱い想い。
今回のR-1出場は、その里程標的な目標だったワケですね♪ その先に、”お笑い芸人”としての成功への階段を登ることを夢見ているのでしょう!
濱田祐太郎さんをサポートする吉本は?
そんな濱田祐太郎さんが所属するのは吉本興業株式会社です。濱田さんは、盲学校卒業後に、NSC(吉本芸能総合学院)の35期生となります。
NSC入学の際には、NSC側から「目の不自由な人をサポートする仕組みはないから、どこまでできるか分からない」と言われたそうですが、その夢を・・・また想いを貫く努力をしてきたワケですね!
そしてそんな濱田さんをサポートしてきた吉本興業も素晴らしいですね! もちろん濱田さんにお笑いの実力があるからこそ、吉本興業もサポートしてきたわけですしね!
まとめ
濱田さんが、そもそもお笑いを目指そうと思ったのは、子どものころにTVで見た「ハリガネロック」や「ビッキーズ」のネタ。その面白さに感動し、漫才をしたいと強く思うようになったんですね。
すでに中学生の時分には、「将来的に舞台に立つ」と言う目標を意識するようになっていました。
濱田さんは、その夢をすでに果たしているワケですよね! あとは、そのネタやお笑いの面白さを多くの人に知ってもらう段階ということですよね!
今回、R-1の決勝へと進出することが決まったのですが、もし優勝したら賞金を何に使うか聞かれた濱田さんが「無駄なことに使いたいんですよね、ミニクーパー買ったり」と答えていました。
濱田さんしか言えないですよね・・・
実際に、その会見の場は笑いが起きていたそう・・・
芸人・濱田祐太郎の今後が非常に楽しみですね!
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