今回、太田先生からペンギンズに与えられたミッションは、今回放送の、「バクモン学園!!住んでみた。」では、着実にブレイク前線にキテいるペンギンズが、「対馬」に住んでみた!珍しい貴重生物が!また、密漁被害に悩まされるなど、問題提起が盛りだくさんの島だった!?海岸には謎の大量のゴミがあった!? ペンギンズのプロフィールと前回のミッション(「廃寺に住んでみた」はコチラのリンクからどうぞ)
アニキ漫才でお馴染みペンギンズですね♪
バクモン学園でペンギンズが住んでみた対馬とは!?
太田先生の指令を受けて、対馬に飛んだ”ペンギンズ”の2人。その二人を待ち受ける”対馬”とはいったいどんな場所?
この地図を見てお分かりのように、対馬(つしま)は、日本の九州の北方の玄界灘にあり、長崎県に属する島のこと! 朝鮮半島の方が近いぐらいの場所に位置していますよね♪
ちなみに、島の人口は、約3万2000人です。
メインの島は、対馬島(つしまとう)で、それ以外にも、周囲には100以上の島があります。
これらのすべての島を合わせて、「対馬列島」という呼び方をします(多分聞いたことがあると思います)。
また、それほど遠くない北方には、朝鮮半島があるため、昔から、ユーラシア大陸との貿易の重要な拠点となっていたところですね。また、貿易が盛んということは、必然的に、大陸との文化的・経済的交流の窓口のような役割を果たす島でもありました。
でも逆にいうと、対馬は、防衛&戦略的に重要な場所に位置しているため、冷戦時代はソ連軍の軍用機や潜水艦が頻繁に出没していた場所でもありますね。そういう意味では、ある種、かなりデリケートな場所ともいえるかもしれません。
実際に、「対馬要塞」という防衛施設があり、大戦中には重要な国防の役目をはたしていました。要塞内には、このような地下通路が張り巡らされていました。
(出典元:対馬観光物産協会ブログ)
砲台の跡地・・・ 今でも面影がありますね。 それにしてもこの台座の大きさから行くと、どれだけ口径の大きな大砲だったんだ?という・・・
(出典元:対馬観光物産協会ブログ)
ちなみに、対馬には、たくさんの砲台跡が残っているんですが、そのひとつに芋崎砲台があります。
この砲台は、明治20年に着工し、21年に竣工したんですが、28cm榴弾砲4門が設置され、射程は7,900mだったとのこと。
巨大な砲弾が、島影から発射されて、約8キロもの距離を飛来してくるというのは、当時、対馬沖を航行していた敵船からしたら、脅威以外のなにものでもなかったでしょうね!
なお、今では、韓国からの観光客が増加しているため、対馬島内には、ハングル文字で書かれた標識や案内が、たくさんあります!
また、対馬は海釣りの名所としても知られているんですね。
たとえば、そんな海釣りの名所のひとつ、”豆酘崎”は、朝鮮海峡と対馬海峡を隔てる場所にあるため、潮の流れが早く、そのため様々な魚を釣ることができます。
この潮流・・・釣り好きの方から見れば、「魚影濃そう!」となるかも・・・ですね。
https://twitter.com/alfista_bouz/status/832498715248074752
それと関連しますが、魚介類が豊富な海のため、密漁の被害も絶えず、特に韓国漁船による、大量のアワビが密漁されていて、問題になっています。
なにせ、漁業で生計を立てている方にとっては、深刻な問題ですよね・・・
ペンギンズが見た対馬の貴重生物とは?
対馬にいる貴重生物としてあげたいのは、ツシマヤマネコ(対馬山猫)ですね! 名前の通り、対馬にしか生息していない貴重生物です!
全国初…#京都 生まれ「ツシマヤマネコ」の子2頭、今だけ公開 #対馬 の #絶滅危惧種…京都市動物園 – 産経ニュース https://t.co/pRM34X2rXC @SankeiNews_WESTさんから #猫派 #ネコ #ヌコ pic.twitter.com/jRIrd0vOTt
— 産経ニュースWEST (@SankeiNews_WEST) October 13, 2017
木登りしょうかな。どうしようかな。まん丸お目々。 #京都市動物園 #ツシマヤマネコ #優芽 #京都市動物園フォトコン pic.twitter.com/cpKXBqI7pX
— kana (@kana46442442) October 16, 2017
かわいいですね!! しぐさといい表情といい、やはりネコですね・・・
また、”アキマドボタル”は、日本では対馬だけに生息する大陸系の大型陸生ホタルで、貴重種ですね♪
アキマドボタルを見てきました。 アキマドボタルは日本では対馬だけに生息する大陸系の大型陸生ホタルです。
まだ発生の初期で20頭ほどでしたが,海をバックに飛び交う様はここ豆酘崎ならではの光景で神秘的でした。 下草に降りている個体を撮影しました。 発光していなくて残念! #対馬の昆虫 pic.twitter.com/QCFyU5hgjh— yohbo@対馬 (@yohbo) September 22, 2017
それ以外にも、キタタキと言う鳥が、対馬にしか生息していなかったものの、すでに絶滅してしまっています。
対馬のこういった野生動物を是非守って欲しいものですね!
バクモン学園・ペンギンズが住んでみた対馬の謎の大量のゴミとは!?
対馬の別の問題とは、そう・・・海岸に漂着した大量のごみ!!
それらのゴミのほとんどは、韓国から漂着したもの・・・また韓国以外にも、中国、ロシアからのものもあり、対馬の自然を脅かす問題なんですね!!
この動画からも分かりますが、ゴミの多くはプラスチック製の容器や生活廃棄物など・・・
でも、テレビや冷蔵庫等の大型ゴミも漂着したり、特に最近問題になっているのは、薬品用ポリタンクなどの漂着・・・
これらのゴミは、撤去にも多額の費用がかかり、その費用が島民を苦しめている現実があるんですね!
実際の番組内容
島上陸初日: 実際に、ペンギンズ対馬に上陸後、気になっていたのは、やはり韓国語での案内の多さ!! 島で調査を開始後、やはり韓国からの観光客の多さも気になっていましたね!
なんだか雰囲気は、もはや日本らしくないような気もしました・・・
また、上述のシマヤマネコなどの貴重な動物の存在も明らかに!! 天気の良い日には、韓国を一望することもできることも分かり、実際に”比田勝”という韓国が一望できる場所へと移動しました。
比田勝には韓国の国際ターミナルがある時点で、だいぶ韓国の空気感というか雰囲気がありましたよね。
そこにいた、韓国人観光客への調査の結果分かったのは、”観光客は釜山から近い、対馬の、特にその自然に魅かれやってくること”。また、”三宇田ビーチ”の人気を知り、ビーチへ向かうと、密漁が行われている実態や、ゴミがたくさん捨てられている実態も判明!
そこで、ペンギンズは、密猟者が出ないかを、夜通し見張るべく、ビーチでテントを張り夜を明かすことにします!!
2日目に、ペンギンズが見張っていたビーチを改めて見回ると、サザエの大量の殻や浜辺に流れ着いた大量のゴミを発見します。これらは、やはり中国や韓国からのゴミ!
2日目の夜に、ペンギンズがビーチをパトロールすると、日本では対馬近辺にしか生息しないチョウセンヤマアカガエルを見つけました。
チョウセンヤマアカガエル
Rana uenoi Matsui, 2014対馬のチョウセンヤマアカガエルは2014年に新種記載されました。 DNA解析に基づいたものですが,朝鮮半島と近隣の島にも分布するようです。 60mmは優にあったと思います。 #対馬の両生類 pic.twitter.com/30iLEPGObz
— yohbo@対馬 (@yohbo) July 27, 2017
個人的には、結構考えさせられる回でもありました。
やはり、対馬は日本ですからね! 自然環境もそうですが、文化も含めて、ちゃんと守っていかないとと思いました。
バクモン学園・ペンギンズが住んでみた対馬 ~まとめ
今回、ペンギンズが住んでみた対馬は、珍しい貴重生物が生息していたり、美しい自然に囲まれた島!! でも、一方で、大量のゴミが海岸に漂着するなど、問題も多くありました!!
こうした番組で、今の日本での問題を提起しているのは、本当に興味深いと思います!!
ただ、ペンギンズ・・・ きちんと笑いでも、爪痕を残してほしいです!!
この「バクモン学園」では、アイデンティティが廃ホテルで、「馬鹿よ貴方は」は栃木県宇都宮市・廃墟の健康ランドで、確かな結果を出していますからね・・・
是非、この”対馬編”でも結果を出してほしいですね!!
このふたりからは、いいーーー味が出ているんですよね・・・めちゃ良い人柄なんだろうな・・・是非頑張って欲しいなと思います!!