サッカー選手にとっては、自身という商品につけられた金額=年俸こそが自己のアイデンティティの証といえるでしょう。とりわけ、良しも悪しくも、ネットニュースを飾る本田圭佑選手の存在は、やはり「なんだかんだいって日本人の多くが関心を寄せる出来事」といえるでしょう。
そのあたりが、やはりスターなんだな・・・と個人的に思います。そもそも人々が無関心なら、こんなに話題に上ることはないですよね。ま~本田選手のようなタイプの方にとっては、無関心こそが一番の恐怖かもしれませんね。
さて、本田選手は、ロシアワールドカップを目前に、メキシコのクラブチームであるパチューカとの契約が切れたことにともない、「本田圭佑選手の移籍先2018」ということで少し予想をしてみたいと思います。
本田圭佑の移籍先・予想はずばりココだ!引退&Jリーグは?
まず、結論からいうと、本田圭佑選手の移籍先はアメリカだと予想します。この予想については多くのブログやサイトでも同様の予想がなされていると思います。
そももも、かつて本田圭佑選手は、海外メディア(フォックス・スポーツ)のインタビューで次のように語っています。
「私はMLSに非常に興味があり、選手としてもプレーするかもしれない」
シンプルながらこの言葉には、なかなか日本のメディアには語られることのない本音が出ている気がします。このときに、インタビューを行っていたインタビュアは、「MLSは世界で一番急速に成長しているリーグの1つであり、さらには多くの有名なサッカープレーヤーが所属しています」と結んでいます。
では、なぜ多くのなサッカープレーヤーがMLSの来るかというと、やはりお金なんじゃないでしょうか。もっといえば、本田選手にとっては、引退後を見据えた場合にMLSに移籍することはアドバンテージがあると睨んでいると思います。
また、個人的には、「本田圭佑選手の引退は当面ないもの」と予想します。
中には、中田英寿選手がワールドカップ終了後に引退を表明したことと重ね合わせて、本田選手も同様に今回のワールドカップロシア大会終了後に引退するのでは?と予想する方もいますが、引退はないと思います。
そもそも本田選手と中田選手は一見似ているようでいて、全くタイプが違う選手であり、引退後のビジネスを念頭に入れつつ着々と筋道を作っている本田選手にとっては、現役であるゆえに得られる年俸やCM出演等を含めた商品価値を自身で深く理解していると思います。
一方中田選手は一匹狼のような雰囲気がありましたが、その実サッカーに対するスタンスは、本田選手とはまた違った意味で真面目な感じがしました。より求道者であり、ああ見えて結構周りに気を遣う部分もあり、そんな性格が現役生活を短いものにしたような気もします。本田選手のような「王様キャラ」ではなかった気もします。
話を戻して、本田選手の引退はなく、移籍するにしてもアジアなどの国々などへの移籍はないものと予想します。そして米国のMLSへの移籍が一番可能性が高いような気がします。
本田圭佑の会社と移籍先の関係&なぜJリーグではないのか?
まず、本田圭佑選手の移籍先はJリーグではないと思いますし、実際に本田選手もそう明言しました。
本田圭佑選手は、1プレーヤーで終わることは全く考えておらず、実際にその野心は自身による会社設立に表れていると思います。
本田圭佑選手の代表を務める会社名は、「HONDA ESTILO株式会社」という名称で、本社は大阪吹田市にあります。その事業内容について以下の通りとなっています。
・スポーツ選手のマネージメント業務
・スポーツ事業の企画 製作 販売及び配給業務
・サッカースクール事業 コンサルティング業務
出典:HONDA ESTILO株式会社のサイト
サイトによると、すでに、所属しているアスリートも数名おり、たとえば、ゴルファーの大堀 裕次郎選手や、スノーボーダーの鬼塚 雅選手など、サッカーの枠を超えてマネージメントを行っています。これらの選手はみなさん1990年代生まれの若い方ばかりです。
ちなみに、あのウィル・スミスさんも所属しているんですね。
ですので、米国のMLSへの移籍により、現役引退後に、サッカーおよびサッカー以外の種目の選手の人材発掘&プロデュースやエンタメ界への人脈作りなど、深化かつ多角的な事業展開をもくろんでいるのでは?と思います。
本田選手の経営する会社では、「サッカースクール事業&コンサルティング業務」とありますが、サッカースクールのコンサルティング業への進出もすでに行っており、日本国内では、すでに数十校のサッカースクールを経営をしています。なお、生徒数も2000名を超えています。
さらに、オーストリアの小クラブ:SVホルンを買収し、本田選手は実質的なオーナーということになります。
非常に多角的ですね・・・。
そういった観点で考えると、「Jリーグへの移籍はありえない」と思います。極論をいうと、Jリーグに移籍するくらいなら引退を選ぶくらいの気持ちなのではないかと思います。
まとめ
ここでは、本田圭佑選手の移籍先を予想してみました。個人的には、本田圭佑選手は、もはや選手というより「ビジネスマン」なんでしょうね。
ですので、ビジネスへの嗅覚にはスゴイものがあると思います。ですので、恐らく現役引退後をかなり前から見据え、最短距離でビジネスを成功させることに注力していると思います。
本田選手は、引退後「ビジネスマン」として大きな成功を収めそうな気がします。
本田圭佑選手のような存在は日本ではかつては見られないタイプだったと思いますし、中田選手のように「自分探しの旅」とかしなくとも、すでに自分をよく理解していると思います。
今後、引き続き注目していきたいと思います。
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