1100年もの歴史と伝統が息づく京都・祇園祭は、日本三大祭りの1つといわれ、毎年大勢の人々で賑わいます。
そもそも京都・祇園祭は、八坂神社の祭礼として執り行われており、毎年7月1日(吉札入)から7月31日(疫神社夏越祭)までの、1ヶ月間という長丁場に渡って催される点でも、その規模、動員数、話題性などの面でも、他の祭りと一選を画しているといえるでしょう。
ここでは、京都・祇園祭の屋台(露天)情報を掘り下げてみたいと思います。
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祇園祭2019・屋台の地図から読みとれる屋台の場所情報
まず、こちらに祇園祭の屋台の出店場所の地図をご紹介します。
上記の地図中に、南北に延びる”赤いライン”が屋台が主に出店される通りなのですが・・・。
新町通り、室町通り、鳥丸通りの、南北を通る3つの通りに屋台が出店します。
● 新町通り⇒ 四条通を挟んで、屋台が南北に出店します。
● 室町通り⇒ 四条通を挟んで、屋台が南北に出店します。
● 烏丸通り⇒ 四条通より北側のみに屋台が出店します。
さらに、こちらの地図を見て頂くと、他の通りとの位置関係などを含めて、より分かりやすいかもしれません。
出典元:http://www.kyoto-np.co.jp
屋台が出店する日には、四条烏丸一帯が歩行者天国となりますが、上記の地図中の青く塗られた通りは、「歩行者天国」を示すもので、そのうちの一部の通りに屋台が出店されることが分かります。
これらの通りは、普段は車の往来がけっこうあるのですが、祭りの期間中、実施される歩行者天国によって、通りをゆっくりと歩いて散策できるのも、祇園祭の醍醐味かもしれません。
祇園祭2019の屋台の時間とは?
京都・祇園祭の屋台に関しては、出店の時間に少し注意が必要です。日本各地で行われる他の夏祭りのように、祭り期間中ずっと出店しているということはありません。
・屋台出店日: 2018年7月15日と16日(前祭宵々山と前祭宵山の2日間のみ出店)
・屋台出店時間: 9時~23時
ここから分かるのは、屋台の出店は、前祭り(さきまつり)の宵山の2日間に限定されていること。後祭での屋台の出店はありません。
また、屋台出店期間中については、山鉾を見ることができないので、注意が必要です。
ちなみに、歩行者天国の時間帯も決まっており、18時から23時です。
ですので、昼間の時間帯は、車の往来があるので、くれぐれも念頭に入れて置いて下さい。
また、歩行者天国となる時間帯の屋台は、とにかく多くの人々で賑わうため、歩行者天国の時間外である、午前から夕方にかけての時間などに現地に行くことで時間をずらすことができある程度人ごみを避けることができ、屋台を楽しめると思います。
祇園祭2019の屋台場所へのアクセス
さて、祇園祭での屋台の場所へのアクセスなのですが・・・。
・京都本線でのアクセス
⇒ 「四条駅」から徒歩。
・奈良方面からのアクセス
⇒ 近鉄京都線・竹田駅地下鉄「鳥丸駅」で乗り換え ⇒ 「御池駅」または「四条駅」で下車し、徒歩
・ 大阪方面からのアクセス
⇒ 阪急京都線 河原町方面行にて「四条大宮駅」、「四条鳥丸駅」、「河原町駅」で下車
まずは、駅からのアクセスが近いと、祇園祭期間中の歩行者天国出現等による渋滞の影響が関係ないため、基本的に、期間中は電車で現地(屋台含)に赴くことをオススメします。
さて、屋台周辺の駅を示す地図を下に掲載しますが・・・。
↑ ↑ ↑
上記の地図を見て頂くと分かるように、パープル(紫色)の吹き出しマークが地下鉄烏丸線の「四条駅」(しじょう)を差しており、赤色のマークが、阪急電鉄の「烏丸駅」(からすま)を示しています。
そして、これらの2つの駅からは、屋台が出店する”どの通りにも均等に比較的近い”ことも分かります。ですので、可能であれば、「四条駅」か「烏丸駅」から屋台にアクセスすることをオススメします。
ですが、もし烏丸通りの屋台のみの見物や他の屋台を北から南へと南下して見物することを計画されている場合には、地図内の黄色の吹き出しマークが示す地下鉄東西線の「烏丸御池駅」(からすまおいけ)か、「京都市役所前駅」などで下車しても良いです。
このように、まずどの屋台をメインに攻めるか、どんな順序でまわるかを事前にある程度決めておくことで、どの駅で下車するが決まります。
あとは、どの(宿泊する)ホテルから屋台に向かうか、あるいは祇園祭&屋台にアクセスするにあたり、どの電車の路線を利用するかでも、利用駅が異なってきますね。
穴場の屋台スポットとは?
大勢の人で賑わう、歩行者天国の屋台。ですが、比較的人ごみの少ない穴場スポットがあります。
それが、八坂神社の境内。
もとはといえば、祇園祭は八坂神社のお祭りではあるものの、八坂神社の中は、例年、比較的空いています。その理由は、鉾が立ち並ぶ場所から、八坂神社が距離的に離れているため、多くの人が祇園祭の宵山に集中し、八坂神社へお参りをする人が比較的少ないこと。
また、地理的&距離的な関係もあるかもしれませんが、夜も8時を回ると帰宅する人も出てくるため、八坂神社と近隣の人ごみの多さが少しずつ緩和されてくる傾向があります。
ですので、あえて混み合う時間を外して、晩の8時以降に訪れて、屋台で軽食を楽しみつつ祭りを楽しむこともオススメです。
祇園祭・屋台の地図2019・屋台時間&アクセスと穴場スポット ~まとめ
京都・祇園祭では、屋台が出店する2日間の来場者数は、非常に多く、当然ながら屋台利用者も多いです。
それもそのはず、京都・祇園祭は2009年にユネスコ無形文化遺産に登録もされており、その祭りの素晴らしさは日本のみならず、外国に広く知られており、最近では多くの外国人も祭りを見物すべく足を運んできます。
その見物人数も多く、ちなみに、京都・祇園祭の1ヶ月間の来場者数は、宵山だけで100万人!以上にも上ります。
ですので、祭りの楽しみの一つである屋台を満喫したい場合、混み合う時間を避けて利用するのと、八坂神社など比較的、人の少ない場所で屋台を楽しむ方法がオススメです。
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