真冬にベッドや布団で快適なひと時を約束してくれる存在・それが湯たんぽじゃないでしょうか?もちろん、電気毛布やエアコンなどいわゆる電気を使った暖房器具ってありますよね?
でも、おそらく湯たんぽを考える方は、女子が多いかも・・・
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湯たんぽ の使い方・温度も大事だけども・・・
実は、湯たんぽが良い理由なんですが、首都圏の20代~40代の男女計400名を対象に、最近行われた調査で明らかになったのですが、この調査対象となった人の全体の約6割が冷え性であることが分かり、しかもそのうち、約8割が女性だったんですね♪
つまり、かなりの数の女性が”冷え性”に悩んでいるんです。そして、さらに、それらの女性に最も冷えていると感じる部位を尋ねたところ、そのうち85%の人が「足先」、60%の人が「手先」と回答したんですね。つまり「末端冷え性」の割合が高いということ。
すると、湯たんぽって最強ですよね♪ 末端冷え症の主な部位である「足先」をしっかり暖めてくれて、他の暖房機器と違って空気が乾燥したりしないので、喉を守ってくれて風邪などをひきにくくなるかも。また、節電にもなって家計にも優しい・・・いうコトないですよね!!
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付け加えるならば、女性の肌にとって乾燥は大敵! 湯たんぽは、そういう意味でも女性にとって優しく、最高の暖房器具なんです♪
でも、そんな湯たんぽも使い方を間違えるとNGです。場合によってはとても危険! ここではさらに、とくに”温度編”として湯たんぽの正しい温度に注目してみましょう!
”湯たんぽ”のこんな使い方はNG(温度編)
でも、そんな身も心も優しくいやしてくれる湯たんぽも、こんな使い方をしてはダメです!
とりあえず沸騰するまで沸かしたお湯を入れる
これ、「よかれ」と思って、ついつい、やりがちだったりします。確かに、沸騰したお湯を入れると、何となく、いつまでも湯たんぽが暖かくて、布団やベッドの中がぬくぬくして気持ち良さそうですよね。
ついつい習慣で、ヤカンから怒ったように蒸気が出るのを見計らって、湯たんぽに注入ということやりがちかも・・「はい、昔の我が家がそうでした(汗)・・・」
でも、これ大変危険だったりするんです! 理由は、「低温やけど」のリスクが高くなってしまいます!
「低温やけど」は、カイロや湯たんぽといった、体温より少し高めの温度(44℃~50℃)のものに、肌が長時間触れ続けることによって、起きるやけどのことです。そのため、触れていても、気づかなかったりし、すぐに反射的に身体を遠ざけようとする意識が働かなかったりします。
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ちなみに、消費者庁によると、2009年から約6年間のデータでは、65歳以上の高齢者が
不注意や暖房器具などの使用で、やけどを負った事故の報告が、338件も寄せられていて、そのうち、湯たんぽでの事故が19件でした。このうち最も多いのが「低温やけど」で、中には死亡したケースもあるそう・・・ 怖いですね!
もちろん、高齢者の方の場合、つい知覚が若干鈍くなっていて、気づかないうちに「低温やけど」に至るリスクが高いと思われます。でも、年齢に関係なく、”疲れ切っていたり、たくさんのお酒を飲んでから眠るときなど”は、要注意ですね。
湯たんぽに入れるお湯が少なすぎる
一見、湯たんぽの使い方や温度と関係なさそうですが、湯たんぽの材質によっては、お湯の量にも注意を払わないといけません。
たとえば、お湯は、“冷めると収縮する”という特性があります。お湯が少ないと内部の空気が当然多くなるワケですが、お湯(液体)より空気の方が冷めた際の体積変化が大きいので、かなり収縮が大きくなるんです。
そうすると、収縮したときに、湯たんぽは歪むので、プラスチック製の湯たんぽの場合、収縮するとき=冷めるときに変形してしまうんです。場合によっては、壊れてしまうことがあります。
ですので、もし、プラスチック製の湯たんぽを使っている場合には、お湯の量は、キャップの口元まで満タンにしましょう!
一方で、最近よく見かける、やわらかい湯たんぽは、もともと柔らかい素材でできているので、お湯の量などは気にしなくても大丈夫です!
湯たんぽ の安全な使い方(温度編)
では、ここでは湯たんぽの安全&正しい使い方(温度編)について書いていきます♪ 上で書いたように、湯たんぽを安全に使う場合には、お湯の温度に気を配ることが大切!
何度のお湯がベストなの?
では、何度くらいのお湯がベストなの?ということですね。
湯たんぽに入れる理想的なお湯の温度は、「低温やけど」を防ぐなどの理由から、70度~80度といわれています。とくに、お年寄りや小さなお子さんのいる家庭ではこの温度で使うようになさった方が良いです。
どうやって70-80度のお湯を作るの?
では、「どうすれば70-80度のお湯を作れるか」なのですが、簡単に知る方法は、もしお持ちであれば、クッキング用の温度計でお湯の温度を計ること・・・
もし、クッキング用の温度計を持っていなくても、今では、1000円以内で購入できるので、買ってしまうのも手かもしれません。他の料理やお菓子作りに使えますしね♪
さらに、あくまでも大体の目安にはなりますが、お湯の温度が高くなると、底からでる泡の様子が変わるので、泡の様子で判断する方法もあります。
具体的には、底から立つ小さい泡がだいぶん増えてきた頃が70度です。さらにいうと、泡が底面全体から出てくるような感じになって泡がすぐにはじけるようであれば80度、大きめの泡になったら90度と覚えておきましょう。 ただこれはあくまでも目安です。
また、もし、お湯をグツグツ沸騰させてしまった場合は、湯飲みやマグカップにそのお湯を注いで、手で持てるくらいの温度になったら、大体70度くらいと覚えておきましょう。
まとめ
湯たんぽは、上手に使えば、他の暖房器具と比べて節電でき、ピンポイントで暖めることができたり、部屋の空気乾燥を避けられたりと非常にメリットの大きい暖房器具ですよね♪
とくに、湯たんぽの安全&正しい使い方を守って、適正な温度で活用すれば、とくに女性にとては、効果性の高い冷え症対策にもなりますよね。是非、上手に使っていきましょうね♪
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