湯たんぽは、文字通り身も心もほかほかと温めてくれる、優れたグッズです。湯たんぽのおすすめの種類や選び方をご紹介します。
ニーズ別・湯たんぽのおすすめ種類はコレ!
では、ここでは、ニーズ別のオススメの湯たんぽの種類をご紹介します。まずは、どんな状況で湯たんぽを使うことを考えているかで、どのような湯たんぽを選ぶべきかが変わってきます。
ここでは、いくつかのシチュエーション別にどんな素材や種類の湯たんぽがオススメなのかをご説明します。
冷え性がツライ女性やとにかく体を温めたい方
もし、あなたが、ツライ冷え性や、とにかく、寝る時に体を温めることにこだわりたいようであれば、お湯がたくさん入るタイプの金属製の湯たんぽを選びましょう。
金属製の湯たんぽですが、もしかすると、おじいいちゃんやおばあちゃんの家に泊まりに行ったときに、使った覚えなどがある方もいるかも・・・。たしかに、時代の流れとともに、プラスチック製のものに押されてしまいつつあったのですが、見直す動きも出てきています。
金属製の湯たんぽのそのメリットとデメリットをご説明します。
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金属製の湯たんぽのメリットとは?
湯たんぽメーカーが販売する金属製の湯たんぽというと、有名な会社としては、マルカ㈱があります。
ちなみに、マルカ㈱は、大正12年の創業以来90年近くも湯たんぽを作りつづけて一筋の元祖湯たんぽ屋ともいわれる会社。最近では、“冷え取り総合メーカー”を目指して、真剣に商品開発に取り組んでおり、その柔軟かつ進化した湯たんぽ作りのために、知名度もさらに上がってきています。
さて、金属製の湯たんぽのメリットですが・・・。
1. 湯量がたくさん入ることで「冷めにくい」
2. その素材ゆえに、プラスチック製の湯たんぽに比べて保温性にすぐれている
3. やかんのお湯を注ぎ入れる手間が必ずあるプラスチック製の湯たんぽに比べて、金属製湯たんぽは、直火にかけて湯たんぽを作ることもできる分手間がかからず、IH対応のものもある
4. 今の時代、逆にクラシカルな趣があって斬新なデザインに見えておしゃれ
金属製の湯たんぽのデメリットとは?
金属製(溶融亜鉛メッキ鋼板)の湯たんぽのデメリットとしては、金属製ということで・・・
1. いつかは錆びる。錆び防止のため、使用後は天日干しをするなど手入れが必要
2. プラスチック製の湯たんぽに比べて若干重い
これらの点があります。
前述のように、使わないときには、水気を切って、天日干しするなど、ある程度手入れをしてあげる必要があります。ただ、見方を変えれば、こういった手入れをしてあげることで、長持ちし愛着も湧くので、デメリットも別にそんな不便には感じないかも・・・。
自宅でリラックスモードのときにオススメの湯たんぽ
テレビや映画を見たり、パソコンを触っていたりと、自宅などでのんびりリラックスするときに、膝の周辺を温めたり、太もものやお尻の部分など、冷え性対策に不可欠な部分を温めるときには、プラスチック製の湯たんぽがオススメです。
入るお湯の量に応じていろいろなサイズ・大きさのものから選べますし、なんといってもその軽さや取り回しの楽さは、やはり魅力です。基本的に価格も安いのも魅力ポイントですね。
やかんでお湯を沸かして注ぐという手間はあるものの、小さめなサイズの湯たんぽを選べば、自宅でお茶やコーヒー用のお湯を沸かすついでに多めにお湯を沸かして、湯たんぽに注ぎ入れれば、手間もそれほどかかりません。
ちなみに、お湯の特性上、湯量が多い方が保温性に優れていますので、あなたがどれくらいの時間温かい状態をキープしてほしいと思っているのかを考えつつ、使用する湯たんぽの大きさを選ぶと良いですよ。
また、最近ではアロマタイプの湯たんぽもあるので、リラックスしたい方にはオススメです。
通勤&通学中に使えるオススメの湯たんぽは?
個人的に思いますが、通勤や通学中に使える湯たんぽといえば、100均のものが、お値段が安く気がねなく使えるため、オススメですね。
たとえば、ダイソーの湯たんぽであれば、材質は本体と蓋がポリエチレン(PE=いわゆるプラスチック製と思っていただいてOKです)、パッキンが合成ゴム製と、軽量で手入れが楽ですし、それでいて耐熱温度は110℃、容量は420mlと、ほどよいお湯の量を入れることができます。
このお湯の量から分かるとおり、350ml入りのホットドリンクよりも少し大きいくらいのサイズなので、バッグの中に入れておくということはできるかもしれません。ただ、ポケットの中に入れておく使い方はサイズ的に厳しいかも・・・。
一方、セリアの湯たんぽの方がより小さめサイズとなっているので、たとえば、アウターのコートのポケットに忍ばせておくなんて使い方ができます。
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オフィスでの仕事や立ち仕事などでつかえる湯たんぽ
もし、あなたがオフィスで基本的にずっと座って作業するデスクワークがメインであれば、是非、湯たんぽを太ももにのせたり、お尻と椅子の間に挟んでおいてお尻を温めるなどして、体を温めることをオススメします。
それができるのも、やはりプラスチック製の湯たんぽが取り回しが楽ですし、オススメです。ダイソーの湯たんぽは湯量はあまり入らない分、若干保温時間が短めかもしれませんが、あまり目立たず使えることからオススメですね。
また、ある程度、気兼ねなく湯たんぽを使えるような職場環境であれば、ファシーやニトリなど大き目だったり、女子力の高めの湯たんぽもあるので、オフィスに置いておきたいですね。
また、もしあなたが冷え性だけでなく、眼精疲労や肩こりに悩んでいるいるようであれば、ネックピロータイプの湯たんぽもオススメです。こちらは、レンジで30秒でチンするだけで、すに温かくなりますし、何度も繰り返し使えるのもうれしいところ。
デザインもごつくないですし、色合いも可愛いカラーがそろっているので、オフィスで着る服に合わせて選んでみましょう。
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可愛い湯たんぽが欲しい方
女子であれば、普段使い湯たんぽも、可愛くて、気持ちがほっこりできるデザインのものを使いたいと思うかも。また、お子さんがいて可愛い湯たんぽがあるとイイな…という方もいるでしょう。
こちらは、「麦のホットパック」になりますが、その可愛さや手軽に使えるところがポイントです。ちなみに、 麦のホットパックは、昔からスウェーデンの伝統的な自然療法として親しまれてきたもので、湿気を含んだ麦の粒が、身体を温めて、疲れを和らげてくれる優れもの。
その自然な温かさにラベンダーの香りも加わり、心も身体もあったかモードになれます。レンジで60-90秒程度チンすれば温かいです。保温時間は、最長30分と短めですが、もちろん繰り返し使えますし、可愛さ重視の方にはオススメです。
サイズ感は小さいので、そっとお腹に当てたり、眼がつかれたときには、眼にそっと当ててあげると楽になりますよ。
湯たんぽの優秀さを示すデータ
さて、ここでは、湯たんぽが、寒い冬の日々、体を温めてくれるグッズとして、どれだけ優秀かについて少しご紹介します。
湯たんぽが、どれだけ優秀なグッズかというと、もし85℃のお湯を2リットル沸かして、それを湯たんぽの中に入れるとなんと13万カロリーもの熱量を発します。これ、あまりピンとこないかもしれませんが、「カイロの100倍の熱量に相当する」というと分かりやすいかもしれません。
単純計算にはなりますが、カイロ100個を貼っているのと同じような熱量を発しているということですね。また、湯たんぽの発するその熱量がどこにいくかというと、「身体に蓄えられる」んですね。
しかも、湯たんぽの熱は一気に冷めてしまうことはなく、「少しづつ徐々に温度が下がる」ということは、じんわり&ゆっくりと体を温めてくれて、「ほかほか状態」にしてくれるワケです。
どうでしょう・・・。湯たんぽが冷え性に悩む女性にとって、あるいは経済的で効果的な寒い冬のお供を探している方にとって、いかにオススメかお分かりいただけるでしょうか?
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まとめ
昔、湯たんぽはブリキ製だったり、トタン風のものが多く、それが当たりまえでした。夜になると、お母さんが湯たんぽに水を注いで、そのまま直火で温めて熱々の湯たんぽにカバーをつけて、ベッドや布団にそっとセットしてくれた光景を思い浮かべるかも・・・。
今では、湯たんぽをどこでどんな使い方をするかでどんなタイプの湯たんぽを選ぶか選択肢が広がりました。それだけに、できるだけTPOに合った湯たんぽを使えたらイイですね。
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