「カニササレ アヤコ」という芸名だけ聞くと、「えっ?」と聞き返したくなりそうなネーミングの異色のピン芸人・カニササレ アヤコさんについて取り上げてみます。(R-1ぐらんぷり2018・3/6)
カニササレ アヤコの芸名の由来とは?
なんとも強烈な芸名である「カニササレ アヤコ」という響き。
カニササレ アヤコさんのプロフィールをまずはご紹介します。
・カニササレアヤコ
・1994年1月25日生まれ
・出身地 神奈川県のはず
・身長&体重: ヒミツ
・学歴: 早稲田大学文化構想学部卒
カニササレ アヤコさんは、出身高校は神奈川県の名門である湘南高校卒。いわずとしれた神奈川県のトップクラスの&進学校ですね。
また、湘南高校で「お笑い研究会」を設立した経験もあることから、神奈川県出身の可能性が高いとみて良いでしょう。いわゆる湘南地区出身ですね。藤沢や茅ケ崎あたりの出身かもしれません。
カニササレ アヤコさんが進学した早稲田大学では、「お笑い工房 LUDO」でやはりお笑いに関わりました。また、1年後輩には”アンゴラ村長”がいます。
カニササレ アヤコさんは、2016年のR-1で1回戦落ちするという悔しい想いもしているのですが、そんな彼女がお笑いへの情熱を維持するよう支えたのが、にゃんこスターの”アンゴラ村長”の大ブレークだったワケです。
個人的には、にゃんこスターとしてすでに大ブレークした”アンゴラ村長”にジェラシーのようなものを持っているのかな?とも思っていたのですが、そんなことはないようです。
たとえば、少し前に番組内で次のようなやりとりがあり、SNS上で話題になりました。
尼神インターの誠子が、にゃんこスターのアンゴラ村長に「『かわいい芸人出てきた』みたいに言われてますけど、あんた、そないやで」と仕掛けたのに対して、アンゴラ村長が「顔とか生まれとか、変えられないものをさげすむのはちょっとなんか古い」と切り返しました。
このときのやりとりの文脈では、”女芸人の身体的な特徴をイジったりするのもお笑いという風潮や、女芸人同士がキレイ度?で、序列をつけ合うような風潮はもう古い”とアンゴラ村長は主張していたわけです。
このアンゴラ村長の発言をSNS上で大賛同していたのが、カニササレ アヤコさんでした。
さて、カニササレ アヤコさんの場合、そのネタの独特のオリジナリティが持ち味だと思います! それもそのはず、その音楽ネタで使うのが、”雅楽の笙(しょう)”。う~ん、渋い。
こちら、教材用といいつつも、お値段けっこうします・・・・
▼雅楽の笙▼
そのネタのシュールさは独特で一度みると忘れられません!
で、その「カニササレ アヤコ」という芸名の由来も、しっかりと雅楽と関連があります。
そもそもが、カニササレ アヤコさんの母親が、雅楽の“篳篥(ひちりき)”をやっている方でその影響を受けて、カニササレ アヤコさんも、雅楽を始めました。
雅楽とは、中国と朝鮮半島から日本にやってきた音楽で、日本で花開いた伝統的な音楽の1つといわれます。「世界最古のオーケストラ」ともいわれているので、そう考えると長い歴史を持っているんですね。
雅楽は、宮内庁式部職楽部にも伝わっていることを考えると、背すじは伸びるというか、厳かな気分になります。
ちなみに、“篳篥(ひちりき)”とはこのような形状の”吹き物”です。雅楽でよく用いられるう管楽器の1つです。
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が、カニササレ アヤコさんは、野外でネタをやることが多く、雅楽を吹くときにはずっと身体が停止しているため(そりゃそうですよね♪)蚊に刺されまくり状態となり、そこから「カニササレ アヤコ」という芸名をつけました。
なぜ、野外でネタを?とも思いますが、そこは、やはり若手芸人のツライところなのではないでしょうか。。
ちなみに、個人的に思うのですが、カニササレ アヤコさんはO型じゃないですかね? O型が4つある血液型の中で一番蚊に刺されやすいといいますよね。
カニササレ アヤコの年収は?
カニササレ アヤコさんの職業は、ロボットエンジニア!! ロボットエンジニアと芸人の“二足のわらじ”を履いているわけです。まさに今の時流に乗っている職業といえそうです。
ちなみに、”ロボットエンジニア”とは、文字通りロボットの設計&開発がメインの職業。
ロボットといっても、その種類は様々ですが、主に産業用ロボット、医療&介護用ロボット、家庭用ロボットといったロボットにかかわる仕事です。
介護ロボットなどは、まさに少子高齢化で、かつ移民に消極的な日本において、ますます脚光を浴びること間違いないでしょう! これから20年後とか、普通に人間がロボットと共存している世の中になっていそうです。
ちなみに、カニササレ アヤコさんが勤務している会社は、ソフトバンクの家庭用ロボットである「pepper」のアプリ開発を行っており、カニササレ アヤコさんは、エンジニアとして勤務しています。
来る日も、朝10時半~19時半までの平日週5日はみっちりと勤務しつつ、「pepper」を相手に仕事?しているわけですね。
さて、そんな”ロボットエンジニア”ですが、スキルにより異なり、実際に転職サイトでは、ソフトバンクの「pepper」のアプリ開発者の募集での提示年収は、400万~1000万円となっっていました。
カニササレ アヤコさんの場合、その年齢や大学は文系卒という面を考えると、年収500万円くらいではないか・・・と思います。
また、この会社では、英語が必須言語となっていると思われるので、カニササレ アヤコさんは英語も操れる可能性が高いです。
ちなみに、アメリカシリコンバレーでは、ロボットエンジニアは人工知能(AI)関連と並び、ニーズが非常に高いため、大学院の博士課程に属しているか、まだ卒業して間もない優秀な人材であれば、新卒でなんと年収2000万円からスタート!とのこと。
まるで野球選手の年俸ですよね。 いや、すぐに戦力外宣告を受ける野球選手(というよりも活躍し続ける選手の方が少ない)よりもはるかに安定してそうですね。
個人事業主の野球選手と違って、福利厚生もしっかりしてそうですし。
カニササレ アヤコさんは、R-1で優勝してこれから芸人として売れたらどうするんでしょうかね? ロボットエンジニアとの二足わらじを履けるだけ履いたほうが良いような気もします。
彼氏は? 厚切りジェイソンとの関係とは?
そんなカニササレ アヤコさんですが、彼氏はいるのかというと、2017年11月にすでに結婚していて、ご主人様がおられます。
ただ、ご主人様の情報は出ていませんが、「今回のR-1への出場を喜んでくれたそう」なので優しくて理解のありそうな方という気がします。
また、外国人芸人の「厚切りジェイソン」との不思議な関係も・・・
カニササレ アヤコさんと厚切りジェイソンとは、なんとコンビを組んでいた時期もあるんですね。
カニササレ アヤコさんは、厚切りジェイソンから、本名をもとに「THEカワカミズ」と勝手に命名されたという苦い思い出?も。ということは、苗字はカワカミさん(旧姓)なのかもしれません・・・真実は分かりません。
でも、コンビとしては、本人曰く”クソつまらないネタ”の漫才しかできず、お互いにピン芸人として活動するようになりました。
でも、もし今でもコンビを組んでいたら、厚切りジェイソンも今のように「Why! Japanese People!!」と叫ぶようなことがなかったんだな~と思うと不思議なものですね♪
でも、あのネタ、あの叫びの中に厚切りジェイソンのインテリジェンスが、かいま見えて結構面白いと思うんですけどね!
でも、今の2人を見ると、コンビ解散となったのは、それはそれでよかったのでしょうね。
また、別に犬猿の仲というわけではなく、冷静にこのまま続けていても・・・という発展的な別れだったのでしょうね。
まとめ
カニササレ アヤコさんのタイプは、ロボットエンジニアとの2足わらじをはきつつ、活動をしていることもあり、自身を俯瞰して冷静に見ている感じがします。
お笑いライブ
『たかぶるりょうこ』
@新宿ハイジアV1#R-1グランプリ#ファイナリスト#カニササレアヤコ pic.twitter.com/mzRDcjQiH6— 東ヶ嶋 孝一#30#27#65 (@giants6386kouic) 2018年3月5日
つまり、仕事柄、”PDCA”を回すことに慣れてそうです。
通常、相方がいて、互いに考えながら進むところを、自分ひとりで考えつつ、自分の長所や得意分野(=雅楽)を最大限に生かすところに、ピン芸人としての活動が向いているのがかいま見える気がします。
これからますます目が離せないですね♪
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