あなたの家の外壁の種類が何であれ、ほぼほぼ定期的なスパンで塗り替えが必要になるのが外壁や屋根、木部の枠部やスチール製の雨戸です。ここでは、塗装業20年の経験を持つ筆者が、塗り替え(外壁や屋根)の際に、どうすれば塗装業者で失敗しないですむかをご説明します。(この記事のWriter: D)
最近でこそ少なくなってきているかもしれませんが、あなたが戸建てのお住まいの方であれば、飛び込み営業で”塗り替え”を強気に勧めてくる営業マンにうんざりしたり、逆に不安になったりしたことはないですか?
塗り替えて5.6年なのに、「今のままでは、家ダメになりますよ」とか「もうとっくに塗り替え時期過ぎていますね」、「見積だけ無料なんで取らせてください」など・・・。いわゆる塗装の営業マンのきまり文句といっていいでしょう。
ここでは、20年間にわたり、塗装の営業と現場を行っていた筆者が経験を踏まえてご説明します。
なぜ塗装の営業マンは飛び込みで営業にくるのか?
「なぜ営業マンが飛び込みで営業にくるのか」についてなのですが・・・ これはあなたの家のポストに入ってくる広告チラシなども基本的には同じ考え方です。
営業と塗装職人を抱える会社
最近でこそ、ネットを使って自社のサイトを作って情報を発信するような塗装業者も増えてきました。しかし、塗装の営業と塗装職人とは、得意分野はまるっきり違います。
塗装の職人は、基本現場での塗装が得意分野です。ですので、話すよりも、現場仕事をいかに的確、かつきれいにそして早く終わらせることに注力します。
営業の仕事は、「自社がどんな丁寧かつ高品質な塗装を”お安く”提供しているか」を説明するのが仕事です。そして、お客さん側が抱く不安点を解消し、成約に結びつけることを考えています。
ちなみに、営業マンの中には、もちろん誠実な方も多くいる反面、とにかく仕事を取りたいがゆえに(=歩合を得て給料を上げたいために)いわゆるオーバートークに走りがちの方もいます。
工務店に代表される多くの会社では、営業マンを抱え、さらに塗装職人や修繕関連の大工さんを抱えています。しかしながら、実態は、塗装職人を社員として抱えてはおらず、いわゆる「協力会社=業務委託」しているケースも多いです。
もし、あなたがお付き合いのある地元の工務店や塗装会社があり、塗り替え工事も丁寧かつ的確な仕事をしてくれているのであれば、それは信頼できる大切な会社ともいえますね。
営業専門の会社またはフリーの営業マンが営業するケース
最近では、少なくなってきたケースですが、塗装営業を専門に行う会社またはどの組織にも属さないフリーの営業マンが飛び込み営業してくるケースです。
つまり、その「営業力」が最大の武器という方です。ですので、訪問してくるときには、口滑らかで、商品知識もそれなりにあり(あまり詳しくない方からはそう見えます)、ついつい納得してしまうようなトーク技術を持っています。
もちろん、自社名の記載された名刺はもっていますが、自分で(あるいは自社で)塗り替えをするケースはほとんどなく、請け負った仕事を他の塗装業者(多くの場合一人親方や少人数で経営している)に委託するケースです。
かつて1980年代から2000年前半くらいまでは、こういった業態の会社や一匹狼タイプの営業マンが多数存在していました。
なぜどんな塗装業者でも良いワケではないのか?
前述のように塗装を行う業者にもいろいろな種類があることをご説明しました。しかし、結論からいうと、”どんな塗装業者でも良いワケでは決してない”とはっきりといえます。
あなたは、塗装代金の内訳をご存知でしょうか??
塗料の価格、足場代、養生代、塗装の職人の日当、交通費などが主な内訳となります。もちろん、塗料の実際の仕入れ価格などを、塗り替えの業者があなたに開示することはないでしょう。
ただ、ひとついえるのは、これらの費用はある意味「固定費」のようなもので、一定の金額以下に下がること(削れること)は本来ありません。
ですので、もし「塗装見積書」を見て、高い場合には、営業マンに歩合としてかなり支払っているケースも多いです。また、「塗装見積書」が逆に安すぎる場合には、表現はやわらかくしますが「どこかで無理をしている」ケースもあります。
過去の塗装工事に従事した経験から思うのは、塗装工事の怖い部分は、多くのお客さんは塗装職人の作業内容を一個一個確認して見ていないという点です。
あなたが、受け取る「塗装見積書」には、おそらく以下のように記されていると思います。
● 例: ウレタン塗料 3回塗り仕上げ
今時、塗装の職人は、2回塗り仕上げで仕上げてしまうなどという悪徳業者はおそらく少ないとは思います。
しかし、塗装で3回塗りで仕上げたとしても、塗料メーカ―が保証している耐用年数持つように、推奨している希釈割合で塗装しているでしょうか?
たとえば、ウレタン塗料などでも、水性か溶剤型かがあります。メーカーではカタログ内で「塗料+10%の希釈で」と指示しています(この場合は水かシンナーで希釈)。
では、ここが大事なのですが、現場の職人は、きちんと正しい希釈割合で希釈して塗装しているでしょうか?
実は、筆者もいろいろな現場を見ていた中で、「計量カップを使って厳密にカタログの指示に従っている職人」もいれば「目分量で適当だったり、しゃぶしゃぶ状態で塗装している職人」もいました。後者は愕然としましたね・・・。
最近では、フッ素塗料などのように、それこそ1本あたり数万円(場合によって10万円近い)は平気でしてしまうような高い塗料も増えてきました。もしそれらの塗料を薄めて使っているとしたら・・・一見仕上がり具合は変わらないものの、その後の耐用年数は違ってしまいます。
そして、ここが怖いところなのですが、”塗装職人が正しく希釈して塗料を使っているかなどは塗装業の経験のあるお客さんでないかぎりなかなか分からない”はずです。
こういった部分ひとつをとっても、「塗装ならどんな業者に依頼してもあまり変わらない」という考え方は、危険といえます。
どうすれば良心的で適正な塗装業者を見つけることができるのか?
では、どうすれば、あなたにぴったりのお値段が適正な塗装業者を見つけることができるのでしょうか?
それは比較することです。
ちなみに、塗装の営業をした過去の経験からいって、意外と、主婦の方の方が「比べる」という感覚が敏感です。
もちろん、最終的に「どの業者にするかを決済をする」のは旦那さんだとは思いますが、主婦の方の比べるあるいは比較するという感覚・・・そして比べた時に感じる違和感などは、多くの場合、当たっていることは多いです。
男性は、あくまで見積価格を含む表面的な数字の上で判断しがちなのですが、女性の場合には、営業に来た営業マンの醸し出す雰囲気などを敏感に察知し、男性には気づかない感覚的な部分での違いなどを見分けることが多いです。
これには理由があって、普段の小さな買い物などでも、主婦の方の方が比較する訓練ができているのです。あるいは無意識に常に比較しているといってもいいでしょう。
たとえば、あなたが主婦であれば、スーパーで豆腐や調味料ひとつを買うにしても、瞬時に「内容量、質、メーカー名」等を見分け、それが商品価格と見合ったものかどうかを自然と判断しているはずです。
ましてや、塗装工事は豆腐や調味料とは違い、下手したら100万円はくだらない工事代金になります。100万円超えする工事費は、人生の中で大きなものです。
また、せっかく施工してもらったのに、数年で剥がれやありえない劣化が見られるようになったら、金銭的なダメージも大きいですし、保証付きの塗装工事であっても、塗装業者を呼んでのやり取りも面倒ですしストレスになるはず。
保証付きと謳っていても塗装業者がなかなか応じないケースもあります・・・。
決して失敗しないように、正しい塗装業者を選ぶためには、「比較する」ことはとても大切です。
塗り替えの塗装業者の比較の仕方とは?
さて、ではどうやって塗り替え工事を専門に行っている塗装業者を比較できるのでしょうか?
一番のオススメは、「一括無料見積」です。
なぜオススメかというと、その理由とは・・・
・ ご利用者満足度91%!!
・ 電話受付は親切な女性スタッフが丁寧に対応
・ 大幅な時短(何人もの営業マンに応対という手間と時間が省ける)
・ 顧客アンケートで好評価を得ている、あなたのお住まいの地域の「優良業者」のみが施工
・ 塗装技能士の保有者のみが施工
・ 営業マンに支払う多額の歩合(マージン)がカットされているの工事代金で安くなる
・ 下請けは一切なし
これらが、オススメの理由です。
あと、これは個人的に思うのですが、保険などにもいえると思うのですが、こういったお金のかかる部分をついつい付き合いでなじみのところにお任せしてしまう傾向はありませんか?
自動車保険なども、ついつい何も考えずになじみの保険代理店にお願いしていたけど、あるときたまたま「無料の一括見積」で見積もってみたら、同じ保障内容で保険が大幅に安くなったなんてことはないですか?
塗装工事もそれと同じように、何も考えずになじみの塗装業者に依頼することで、客観的な視点が欠けてしまうかもしれません。
というのは、塗装の世界も塗料であれ、技術であれ常に最新のものが登場しています。それら最新の技術をいち早く取り入れていることは塗装業者としては大切な部分だと思います。それは、何よりお客さんのためなので・・・
こちらの「無料見積」では、見積を取った後、あなたのなじみの塗り替えの塗装業者の見積と比較するのもオススメです。
いずれにしても、大切なのは、「比較する」ということです。
全国見積サポート協会がオススメの他の理由
全国見積サポート協会が提供する「一括無料見積」では、親切な女性オペレーターが応対し、あなたのお住まいの地域をお聞きし、見積担当者を派遣してくれます。
そして、ここがオススメポイントなのですが、見積担当者が来る際に、あなたが家にいてもいなくても大丈夫です!!(一部修繕工事がかかわる場合などは立ち合い必須)
あなたが、普段お仕事などで、お忙しくしていて、見積もり当日、家を留守にしていてもOKということです。
その後、見積完成後にあなたのお宅に送付されます。
それを見て判断なさってください。もちろん、あなたのなじみの他の塗装業者の見積と比較するのもありですし、単純に見積だけ取るというのもありです。
塗装業者からの煩わしい電話や営業マンが押し掛けるようなことも絶対ないのでご安心ください!!
まとめ
あなたの大切なお家の塗り替え(外壁・屋根)をするにあたり、正しい塗装業者を選ぶことはあなたの家の今後の人生のマネープランにもかかわるところであり、重要です。
是非、「外壁塗装の一括見積もり」を利用し、お家の塗装に関するトラブル、修繕したい箇所などを気軽に相談してみましょう。
「比較」をすることで、あなたの家の塗装の適正価格がはっきりと見えてきますし、安心できる優良業者のみが施工するので、きっと満足できるはずです。
(記事のWriter: D)
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