富山県の2大漁港である、氷見漁港と新湊・・・そこで水揚げされる寒ブリは、あまりにも有名ですが、他の港で水揚げされるブリとは何が違うのでしょうか?その違いに迫ってみたいと思います。(満天青空レストラン1月6日)
富山の寒ブリとふつうのブリの決定的な違いとは?
地理的な条件
そもそも、富山県の寒ブリの美味しさの秘密は、絶妙な場所にある富山湾という漁場の地理的な条件にあります。
ブリの習性として、まず、九州の五島列島周辺で産卵をすることが知られています。その後、夏になると、対馬海流に乗り日本海を北上し ⇒ エサの豊富な北海道の海域でエサを食べ肥え太ります。
冬になると、再び北海道から日本海側を南下してきます。その目的は産卵・・・ 能登半島は外に張り出している形で位置しているので、ブリはちょうどそこにぶつかる形で、富山湾(氷見の周辺海域)に入ってきます。この時点でブリは北海道でエサをたらふく食べた後のため、脂がのり、丸丸と肥え太っています。
ブリ漁を行う漁師たちは、このブリを氷見での「活き締め」によって、水揚げするワケです。
ちなみに、寒ブリは単純に寒い冬に水揚げするため「寒ブリ」とよびます。
定置網漁の秘密
富山県では、寒ブリを捕獲するときに、主に定置網(ていちあみ)をつかった漁を採用しています。
定置網漁とは、網を海中の一定の場所(魚の通り道)に設置して,魚群を誘導して捕獲する漁網のことを指しています。ブリの場合には、主に、垣網といわれる網で誘導された魚群を落し入れる身網から成っている漁網をつかって捕獲します。
ちなみに、定置網漁をつかう目的には、魚と言う資源の保全もあります。というのも、定置網に入った7割の魚は逃げるともいわれ、一部の魚のみが水揚げされることになるので、必然的にその一部の寒ブリが水揚げされることになります。ちなみに、富山湾はとくに海の透明度が高く、プランクトンが豊富なため、この定置網漁が盛んに行われているワケですね。
寒ブリのレシピ ⇒ しゃぶしゃぶがオススメ
そんなブリをおいしく食べる方法(レシピ)には色々とありますが、個人的にイチオシなのが寒ブリを「しゃぶしゃぶ」で頂く方法。いわゆる「ブリしゃぶ」ですね。
寒ブリのほどよく甘味のある脂がたまりません。
寒ブリのしゃぶしゃぶを食します pic.twitter.com/RU2Ob4Mq87
— おまつ (@matsu723RSports) 2017年12月28日
もちろん、東京を含め、関東などでも、富山県で水揚げされた寒ブリを頂けるお店もあるにはあるのですが、何せけっこうお高いです。
しかし、そんな貴重な寒ブリも通販の形で、比較的お手頃なお値段で食べることができます。
寒ブリを通販でお手頃価格でゲットする方法
寒ブリを通販で購入する場合、注意しなくてはいけないのが、まず産地直送であるかという点と、きちんとした目利きで選ばれたかどうかという点。なにせ、寒ブリは鮮度が命です。
その点、こちらのお店では、この道50年以上のベテランの職人さんが、その目利きで選んだ寒ブリで、「当日仕入&当日発送」を行っているので、安心ですね。
また、寒ブリは、約6kg台の特大サイズのもの使用しており、脂ののり方も理想的ですね。
富山県の寒ブリの極上の旨さを、家庭でも手軽に体験できます。
まとめ
富山県の2大漁港・・・氷見漁港と新湊。これらの港で水揚げされる寒ブリは今が旬ですね。というより、今しか味わえない美味ですね。
寒ブリというと値段が高いという印象ですが、食べてみれば、分かる美味しさですね♪
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