ストーブ(灯油) 燃費を良くする5つの方法

石油ストーブというのは、かなりの割合で各家庭に1台はある暖房器具ですよね。ストーブの炎を見ているとぬくもりを感じますし、寒い日に身も心も暖めてくれますよね。でも、何も考えずにストーブをつかうと、ついかなりの量の灯油をつかってしまい、家計が大変なことに!家計にしわ寄せがくるケースもありますよね!

とくに、家計を預かる主婦の立場の方だと、暖房費を効果的に節約したいものですよね♪ここでは、そんな便利な暖房器具である、ストーブ(灯油) 燃費を良くする5つの方法をご紹介します。

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その前にひとつだけ・・・ そんな便利なストーブの歴史について少しご紹介しますね♪

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石油ストーブが一般的になるまで・・・

昔の日本の一般的な暖房器具というと、火鉢やこたつでした。火鉢については、平安時代の「枕草子」や絵巻などにも描かれています。たしかに、昔の日本というと火鉢という印象が強いですね・・・ 個人的に、古民家とか好きなんですが、当時の暖房器具が火鉢だとしたら、当時の建築様式から考えると、けっこうすきま風がきつくで寒かったのでは?と思います。

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さて、ストーブというものが、日本に入ってきたのは江戸時代といわれていて、ヨーロッパから入ってきました。いわゆる暖炉として入ってきたんですね・・・また、当時、燃料は石炭や薪がつかわれていました。

その後、ガスストーブや電気ストーブなども入ってきたのですが、ガス代や電気代が高くそれぞれ普及しませんでした。で、その後、第2次大戦後の経済成長によって、日本人のライフスタイルが欧米化し、住宅に高機能なアルミサッシや断熱材がつかわれるようになってから、石油ストーブやファンヒーターなどが開発されてきたワケなんですね。

個人的に意外だったのは、石油ストーブよりも電気ストーブの方が先に日本に入ってきたということですね・・・ 案外石油ストーブの歴史は新しいワケですね。では、そんなストーブ(灯油型)で燃費を良くする5つの方法をご紹介していきます。

灯油を買う場所を工夫する

灯油を買う場所?といわれるかもしれませんが、これはけっこう大事です。灯油を買う場所選びは、ある意味、燃費を良くするのと同じかもしれません。

さて、大きく分けて、灯油を購入する場所として、次のような場所があります。

灯油販売車から買う方法

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寒い時期になると、よく「灯油を18ℓ○○円」という感じでスピーカーで宣伝しながら走る 灯油販売車のトラックを目にしますよね。たしかに、自宅前で給油してくれるのは楽・・・なので、もし健康面や体力的に自分で買いにいくことが難しい方や、忙しい方にとっては便利な方法ですよね♪

ただし、この方法で購入するのは、割高です。それは、もちろん灯油販売車のトラックの燃料代や維持費、人件費などが灯油の価格に上乗せされるワケだからですよね。

もちろん、前述のように、体調の悪い方や時間がない方、全くお金に全く困っていない方であれば、”貴重な時間を買う”という意味で、灯油販売車から灯油を買うのは良いでしょう。でも、できればもっとお得に灯油を買いたいですよね。

セルフ式ガソリンスタンドで買う

この方法で、実際に灯油を買っている方も多いと思います。セルフ式ガソリンスタンドで買うメリットは、まず安いということと、自分で好きな量の灯油を買うことが出来る点・・・

また、灯油価格も明朗会計なので、分かりやすいですよね。 さらに、ガソリンスタンドで灯油を購入する場合には、クレジットカードのポイントが加算されるので、クレジットカードで購入するのがオススメです。たとえば、楽天カードだとカード使用代金に対して1%がキャッシュバック(楽天スーパーポイントで付与)されるので、実質的にオトクな割安価格で購入できることになります。

もし、一冬・灯油代を3万円のつかうとすると、クレジットカード決済にすることで、300円分がキャッシュバックされるようなものと考えると大きいですよね♪

ですので、ガソリンスタンドで灯油を買うときにも、極力(できればポイント還元率の高い)クレジットカードを利用しましょう。

ホームセンターで買う

正直、セルフ式ガソリンスタンドで買うか、ホームセンターで買うかは迷うところ。両者ともかなり似かよった灯油価格を提示していることも多いです。

ちなみに、我が家の場合は、「カインズホーム」というホームセンターが近隣にあり、セルフ式ガソリンスタンドよりも微妙ではあるものの、安いです。また「カインズホーム」のポイントも付与されるので、ホームセンターを活用することが多いです。

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ただ、あくまでも、どちらが自宅に近いかを考えて選ぶと良いと思います。ホームセンターが少し安いからと思って、車で20分かけて運転していくようなら、逆にガソリン代や時間を無駄にしてしまいます。

また、ホームセンターを利用する場合には、可能ならやはり(ポイント還元率の高い)クレジットカードで灯油を購入しつつ、ホームセンターのポイントも貯めましょう。お店によりますが、これだけで、合計2%くらいが、ポイントの形などで還元されるケースもあります。

ここまでで、ストーブ(灯油) 燃費を良くする方法として、まず灯油を購入する場所を正しく選ぶことをオススメしました。

ストーブ(灯油式)を置く場所を工夫して燃費を良くする

我が家でも、昔ストーブ(灯油式)を部屋の適当な置いていたのですが、じつはこれはNGなんです!これを知ってあわてて置き場所を変えました(汗・・)

まず、覚えておきたいのが、空気の特性として「冷たい空気は床に沿って、部屋中に広がる」ということ。

ちなみに「コールドドラフト現象」ということばを聞いたことがあるでしょうか? これは、「部屋の暖かい空気が窓ガラスに触れることで冷やされ、部屋の床面に降りてくる現象」のこと・・・ じつは、「我が家はすきま風がある」と思っていても、じつは外から入ってきた冷気ではなく、部屋の中で発生した冷気である可能性も高いんです。

それで、「部屋の中にまんべんなく暖気を循環させる」ためには、ストーブを窓際に置いてみましょう! そうすることで、窓際から部屋の奥の方に向かって、暖房の熱が届くことで、暖かい空気が部屋を行き巡り、部屋の上層と下層での温度差が少なくなります。

それで、結果的に暖房効果が大きくなり、灯油代の節約にもつながります。ちなみに、これはヒーターなどの他の暖房機器にも当てはまる考え方です。

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さらに、「コールドドラフト現象」が起きているかどうかを、簡単に見極める方法をご紹介します。それは、窓ガラスに「結露」が発生しているかどうか・・・ もし、窓ガラスに結露が発生しているような家は、「コールドドラフト現象」が起きやすい家です。なぜなら、結露が起きる主な原因は、窓ガラスが冷えるから・・・

ですので、窓ガラスに「結露」が発生しているようなら、まずストーブの置く場所を窓際に変えてみましょう!ただし、くれぐれも窓際に置きすぎて、カーテンなどにストーブの炎が燃え移ったりするようなことがないよう十分に注意しましょう。

窓ガラスにひと工夫でストーブ(灯油) 燃費を良くする

これもおそらく家計を預かっている主婦の方であれば、よくご存知の節約術だと思います。

じつは、せっかく暖房器具で部屋を暖めても、部屋の中の暖かい空気の52%は、窓から逃げていくといわれています。実際、冬の寒い時期、窓際に近づくと寒いですよね・・・これは、部屋のなかでも窓からの「熱損失」が大きい証拠・・・

ですので、窓から、いかに暖かい空気が逃げていかないようにするかを考える必要があります。そのためにできることをご紹介します。

長めのカーテンをつかう

主婦の皆さんなら、この部分は意識してカーテンを選んでいるはず・・・いちばん避けたいのは、丈が短く、薄手のカーテン・・・ せっかく部屋の中でストーブなどで暖めた空気が逃げてしまいます。

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ですので、冬の間のカーテンは、素材が厚手で、床にしっかり届く丈の長さのカーテンをつかいましょう。そして、色も、青などの寒色系のものは避け、ブラウンや赤などの暖色系のものを選ぶと、視覚的に暖かさを感じることができるので、効果的!

窓をチューンナップしよう

窓をチューンナップといってもそんな大げさなものではありません。お金をかけずに、窓から入ってくる冷気を軽減して、なおかつ暖かい空気が逃げないようにするために、窓に断熱シートやエアーキャップなどを貼る方法があります。

断熱シートはホームセンターなどで安く売っていますし、主婦の方でも簡単に貼れるので、オススメです。

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ちなみに、お笑いコンビのオードリーの春日さんが、自身が住む(昭和な)アパートの部屋の窓から暖気が逃げないよう、窓ガラスに段ボールを貼っていた映像を見たことがありますが、理にかなった正しい考え方なんですね・・・

空気をかき混ぜよう

前述の「コールドドラフト現象」を予防する方法が、空気をかき混ぜること。部屋の中の暖房の空気を部屋に行き巡らせることが必要で、そのために、サーキュレーターなどをつかうというワケです。

もちろん、天井にシーリングファンなどがもともと設置されている家はそれを用いればよいのですが、もし無い場合にはサーキュレーターを利用してみましょう。

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ちなみに、時折、扇風機で代用できるのでは?という声を聞くことがあるのですが、その用途はまったく違います。扇風機は風を当てて涼しくするのが目的のため、その風は近距離しかtどきません。でも、サーキュレーターはもともと風を循環させることを目的として設計されているため、風がまっすぐに、遠くまで届く特性があります。

これらの知恵をうまく組み合わせて、是非、灯油式のストーブを賢くつかうことで、燃費の良いつかい方ができるはずです。

♪気軽に読めるこんな記事もどうぞ♪ ⇒ 西郷どん【鹿児島弁】・やっせんぼの意味と使い方とは

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