いや~飛ばしていますね。。インターネットテレビ局のAbema TVのことです。2017年の大みそかの特別企画『朝青龍を押し出したら1000万円』で、朝青龍VSボブ・サップの一戦が決定しました。この一戦は、そのタイトル通り、朝青龍に勝ったら対戦相手は1000万円を手にできます。
【緊急決定】#大晦日は朝青龍1000万 決戦直前‼️
『ネット激震!朝青龍を押し出したら1000万円 危険すぎる挑戦者8人大集合SP』12/28夜10時より放送
ボブ・サップ+2名のVIPチャレンジャー&オーディションを勝ち抜いた、超アウトローな挑戦者5名が生出演
番組詳細▷https://t.co/qpiczlsjFX pic.twitter.com/7ELZTYQ67u— AbemaTV@今日の番組表から (@AbemaTV) 2017年12月20日
簡単に『朝青龍を押し出したら1000万円』などといいますが、朝青龍は、綱を張っていた角界の頂点にいたワケで、しかも引退したとはいえ、まだ37才。ボブ・サップが朝青龍の牙城を崩し、1000万円をゲットするのは容易ではないでしょう!
では、まず、この対決の見どころを説明していきましょう。
朝青龍VSボブ・サップ・相撲対決のみどころ
朝青龍VSボブ・サップ戦の見どころとしてあげておきたいのが、”両者ともまだ若い”ことです。 もちろん、現役真っ盛り&ピークのアスリートではないものの、まだまだ身体の筋力といい、反射神経といい、フレッシュさを保っています。
では、両者のプロフィールやスペックをご紹介します。
朝青龍プロフィール・スペックとアドバンテージ
本名:ドルゴルスレンギーン・ダグワドルジ
日本での正式名称:朝青龍 明徳(あさしょうりゅう あきのり)
1980年9月27日生まれ
大相撲で第68代横綱
現役時代: 身長184cm&体重154kg 左利き
朝青龍の現役時代の体重が154kgというのは、一見、重そうにみえますが、実は、幕内平均を少し下回る”軽量級”。ちなみに、2017年現在の幕内力士の平均体重は、164.3Kg・・・そう考えると大相撲は怖い世界ですね!
朝青龍のアドバンテージは、そのスピードと攻撃性。現役時代は、先手必勝の立ち合いが多く、そのあと立てつづけに、波状攻撃を浴びせるいわゆる攻撃的な勝負スタイルでした。その瞬発力といい、その持っている運動能力は日本人力士と比べると、明らかに分がありました。
朝青龍と白鵬&貴乃花の対戦は?
朝青龍は、現横綱の白鵬とも当然ながら対戦したこともあり、こちらの「朝青龍VS白鵬」の一戦は今見ても、迫力と緊迫感ある対戦でした。力の拮抗したハイレベルな横綱同士のぶつかり合いは、見ている者を感動させますね!
さらに、朝青龍と現・貴乃花親方の現役時代の対戦もかなりの迫力でした。こちらは、貴乃花の”横綱相撲”ではあるものの、朝青龍のその負けん気の強さは今の力士に足りないものかもしれませんね。貴乃花は現役時代、ガチ相撲しか取らなかったので、より両者のスゴサが伝わってきます!
こうして見ると、朝青龍の現役生活がもう少し長ければ、白鵬の優勝回数はもっと少なかったんじゃないか、と思えます。それほど、その強さにはインパクトがありましたよね。
朝青龍のツィッター・画像
朝青龍のツィッターの画像などを見ると、和気あいあいながらもかなり真剣にトレーニングを積んでいる様子も分かります。ちなみに、朝青龍のツィッターの日本語が面白いとの評判でもありますね。
疲れた‼️最後に笑いで仕上がり pic.twitter.com/SLCqfnPM2k
— Asashoryu 第68代横綱朝青龍 (@Asashoryu) 2017年12月15日
また、朝青龍のツィッター画像からは、トレーニングだけでなく、きちんとマッサージを中心としたケアも受け、さらにはサプリメントなどを摂取するなど、この一戦に向けての本気モードが伝わってきます。
ちなみに、朝青龍のトレーナーに言わせると、朝青龍の筋肉は柔軟で回復の早いタイプの筋肉らしいです。柔らかい筋肉ですので、怪我に強く、怪我をしたとしても回復の早い筋肉です。強いワケです。
サポートが来た⤴️やろうぜ‼️ pic.twitter.com/RuQYFmcus7
— Asashoryu 第68代横綱朝青龍 (@Asashoryu) 2017年12月13日
朝青龍の嫁・現在は?
朝青龍のプライベートを少しご説明すると・・・ お嫁さん(妻)は、「タミル・ゴンボツェレン」という名前の方です。モンゴルの資産家の娘としてウランバートル市で生まれ、裕福な家庭で育ちました。朝青龍はお嫁さんとは中学校時代に同じ学校に通っていた仲でした。
その後、2002年に2人は結婚するも、2007年の春場所が終わった時点では、すでに別居状態になっていました。さらに、2009年に離婚を公表したものの、実際には離婚せず、翌年2010年に復縁し現在に至っています。
朝青龍の現在は、実業家として成功し、ソバ農園を経営しています。将来はモンゴルの大統領を目指しているとの話もあり、引退後の生活も安泰のようです。
ボブ・サップのプロフィール・スペックとアドバンテージ
ボブサップの名前を久々に聞いたね。14年くらい前にパチスロの台で見て以来だなあ
ボブ・サップ、朝青龍と土俵で対戦 1000万円かけて大みそかに肉弾戦(オリコン) – Yahoo!ニュース https://t.co/ntEsdO5B7N
— 両津 (@ryoooootu) 2017年12月20日
対するボブ・サップのスペックとアドバンテージですが・・・
本名: ロバート・マルコム・サップ・ジュニア
(Robert Malcolm Sapp, Jr.)
通称: ザ・ビースト、野獣
生年月日:1974年9月22日
出身地:アメリカのコロラド州
身長 200cm&体重145kg
サップのアドバンテージのひとつは、身長で約15センチ朝青龍よりも高いという点です。つまり、有利な面もありますが、重心が高いことを意味しているワケで、朝青龍に懐に入られるる形で、”下から下から”と押し上げられないように、対処しなければなりません。
わいの韓国旅行奇跡の遭遇はボブサップでした(拍手) pic.twitter.com/P50gfSJlDZ
— マル (@lduo17) 2017年12月15日
昔の現役時代の曙のように、足が長いため重心が高く、身長がある外国人力士は、張り手を多用して、相手に自分の懐に入らせず、なおかつパワーで押しだす相撲をとっていましたが、今回の対戦では、「張り手なし」「立会時の変化なし」「かち上げなし」のルールが決まっています。ですので、サップは、張り手を繰り出しつつ、相手に懐に入らせないようにする戦術をとることができません。
しかし、ボブ・サップは大学時代にアメフトで鳴らした選手で、ディフェンダーにブロックできるパワーとスピードを持っていることが条件の「オフェンスライン」の選手として活躍していたので、そのアメフト仕込みのパワーとスピードを朝青龍より先に繰り出せばもしかするかもしれません。
ボブ・サップの現在は?改名とは?
そんなボブ・サップですが、最近日本の表舞台ではあまり見かけないですよね?実は、2009年に韓国のマネージメント会社と契約を交わし、それ以降は、韓国芸能界でデビューし、活躍をしてきました。さらには、最近まで、催眠術師としても活動するなど、意外とマルチな活躍をしてきました。
ボブサップさんが普段行なっているトレーニングや健康方法とはhttps://t.co/i3Voj8BXLD #ボブサップ #格闘家 #アスリート #グラジュアリズム pic.twitter.com/um4wMzjNt8
— Carecle (@carecle) 2017年12月14日
また、最近になって、ボブ・サップ自身が「ボボ・サップ」に改名をしたと明かしました。ちなみに、「スペイン語で『ピエロ』という意味」らしく、その理由をサップは「俺は生まれ変わったんだ。だから芸名をボボにした」と告白しました。少し迷走しているかな~と思いましたが、今の韓国で芸能活動をするうえで、売り込んでいくためには、改名も必要なのかもしれません・・・
ボブ・サップVS曙
ボブ・サップに関しては近年の格闘技の試合なのでは、「弱い」とした思えないシーンを目にすることもありますが、実際のところ、その体格をいかんなく発揮した試合をしていたこともあります、たとえば、こちらの「ボブ・サップVS曙」戦もそのうちのひとつですね。
こちらの動画を見ると、ボブ・サップはもちろんのこと、曙もまだ全然動けていますね。
ボブ・サップについてさらに付け加えると、その筋肉は見せかけではなく、あの巨体で100メートルを11秒台で走ることができ、ベンチプレスは260kg以上を持ち上げ、握力も96kgに達します。ボブ・サップは、単なる筋肉お化けではないんですね。
朝青龍VSボブ・サップ戦の勝敗予想
これらを踏まえて、朝青龍VSボブ・サップ戦の勝敗予想をすると、あくまでも個人の見解ですが、アクシデントがないかぎり、「7:3で朝青龍勝利」と予想します。
理由は、朝青龍のスピードはあの狭い土俵の中で最大限発揮されるからです(=アメフトのフィールド内で発揮されるサップのスピードとは種類が違うと思います)ですので対決の流れとしては、以下を予想します。そして、朝青龍のモンゴル相撲で鍛えあげた強靭な足とバネで、腰の高いサップを押し出すと思います。
Ямар азтай золигнууд нь ингээд сельфидээд явдым бээ !!! pic.twitter.com/cZ16yGH4MC
— Бумбагар (@saryalguun) 2017年12月16日
今回、つかえる決まり手は、「押し出し」のみとなっています。この「押し出し」というのは、相手の胸や腋、喉を押し、土俵の外に文字通り押し出す技で、最も基本的な技のひとつです。ちなみに、まわしを取って引き付けて土俵の外へ出すのはもちろん「寄り切り」という決まり手になり、今回のルールから見るとNGです。
しかし、まわしを取って押した場合にも、「土俵際ではまわしを離して押せ」との実践訓があるので、これに従えば、最初にまわしをとって最後にまわしを離して押し出せば「押し出し」になります。中には、まわしを取る相撲=寄り切りと思われている方もいるようですが、厳密にいえば、最後にまわしをつかんでいなければ、決まり手は押し出しになるんですね。
ですので、朝青龍がまわしを取るか、全くとらず、ひたすら押し出すかでだいぶ違うような気がします。
ただ・・・朝青龍のこと・・・今回の一戦では、まわしは取らず、最初からサップの胸や腋、喉を押し出すかたちで押し出すと予想します。つまり、視聴者にとって分かりやすい決着をつけてくれると期待します。
仮にまわしをとらなかったとしても、結果は変わらないと思います。現役時代の朝青龍は、押し出しで勝った相撲は97戦あり、これは寄り切りで勝った177戦に次いで多いんですね。押し出しをそもそも得意としてもいたんですね♪
ちなみに、これは本論とずれますが、朝青龍が現役時代得意としていた相撲をベースに考えて、もしまわしを取る相撲を取るとすると、朝青龍の左利きというのが、ポイントになると思います。現役時代の朝青龍は左四つが得意な形で、塩を左手で撒く数少ない力士の一人でした(左手で塩を撒いても大相撲の作法上は無問題です)。
仮に、一発勝負という今回の対決で、朝青龍がまわしを取ると、サップにとっては、右まわし(サップから見て)をとられることを意味しているので、それを切ってかわすのは厳しいかと思います。力士にとってはまわしをつかんだら勝利確定でしょう。
ただ、繰り返しになりますが、今回の対決では朝青龍は、まわしは取らず、押し出しに徹すると予想します。
ちなみに、こちらの動画は押し出しが決まり手で決着がついた一番ですが(朝青龍の取り組みではないですが)、小兵の力士が、腰を落とし、下から突き上げるようにして、身体の大きな対戦相手を押し出しているのが分かります。朝青龍のサップへの対応も同じような感じになると思います。
また、朝青龍にとっては、サップクラスの体重は、大相撲の世界では軽いくらいですから、押し出すにしても、サップの体重を全く苦としないでしょう。
逆に、サップの勝機が3あるとすると、今回、朝青龍は計:8名の力自慢と対決しますが、その一般チャレンジャーの5名の力量と、残る3名の強者の力量での朝青龍のスタミナ消耗度がポイントになるかもしれません。サップ以外のチャレンジャーとの対決で、朝青龍が消耗していると、勝機が生まれると予想します。
あと、いうまでもなく、朝青龍は現役を退いて時間が経っていますから、どこまで相撲勘を取り戻せているかもポイントですね! ただ、朝青龍の場合は、体力や気力の限界で相撲を辞めたワケではないですからね・・・ かなりの程度まで相撲勘を取り戻してくると思います。
と、ここまではもし両者がガチで対決したらの話をしてきました・・・
ボブサップVS朝青龍・相撲対決はやらせかガチか?
さて、ボブサップVS朝青龍・相撲対決はやらせ対決かあるいはガチ対決になるか?という話ですね・・・
ボブサップは頭の良い選手で、全盛期は実力もある上で、求められているパフォーマンスを盛り込んでいました。過去、全盛期にはK-1チャンピオンのアーネスト・ホースト戦などで、とにかくいわゆる振り回すパンチでアーネスト・ホーストからダウンを奪うなど、その力も見せつけていました。
ボブサップでこれ思い出した
ボブ・サップ VS シリル・アビディ (3:41) #sm17849722 https://t.co/fCnGxjOOTA
— DARK ANEKI (@DARK_ANEKI) 2017年12月9日
ただ、近年のボブサップの試合は、ちょっとビジネス臭がすることも確かです。あえて、負けてるんじゃないか?という試合もちょぼちょぼとあります。まー、それも求められている役目なのかもしれませんが、本来の実力を最大限に発揮するガチ場面は、もうかなり長いこと見ていない気がします。
たとえば、この試合は、格闘家とは思えないような体型の中国人の無名の選手(=アオルコロ)に36秒で秒殺されましたが、試合後のダメージなさそうな様子といい、いわゆる負け役を飲んだんじゃないか?と思われても仕方ないような試合でしたね。
観客のしらけた様子とか、この後しばらくしてこの中国人の無名選手が、「サップを倒した男」として、称号を得たことを考えると、「やらせ」と思われても仕方ないかなとは思います。
で、話を戻して・・・ 今回の相撲対決にかんしては「対決そのもの」でやらせはしないと思います。あるとしたら、入場時や対戦相手とにらみ合うといった、パフォーマンスでお客さんを沸かすための、大げさなアジテーションぐらいなのでは思います。それも含めてエンターティーメントという言い方もありますね。
何となくですが、作り込んだ「煽りのVTR」とかを、対決前にじっくりと流しそうな気がします。それぞれのトレーニング風景とか、この一戦にかける意気込みみたいな刺さるコメントを吐きあうといった具合です。
ただ、今の、横綱・白鵬が・・・とはいいませんが、モンゴル勢の相撲での「星の回しあい=八百長」疑惑もあったりと何かと世間を角界が騒がせています。ですので、この対決で、あえて「やらせ」のようなことをするメリットは誰にもないような気がします。仮に、やらせで勝ったとしても、勝者にも敗者にも、何のメリットはないですよね。今の視聴者は賢いですし、そんな思惑があれば見抜きますよね♪
もっといえば、「Abema TV」側も「やらせ」を望んでいない=させないと思います。
まとめ
「Abema TV」は、その企画力がすごいなと思います。普通の民放のTV局ではなかなかできないことを次々と実現していますよね?
今回の一戦は、おおみそかに行われます。NHKは安室奈美恵さんの出場を取り付けたのでよかったものの、民放のTV局も大晦日のTV番組のコンテンツ力が弱いと、視聴者を失う=朝青龍VSボブ・サップ戦に流れるかもしれません。
いずれにしても、注目の対決ですね!
朝青龍1000万円を賭けVSボブサップ戦 結果は?
朝青龍1000万円を賭けての、VSボブサップ戦の結果は、朝青龍の勝利でした。、またしっかり上手を取っての上手投げでの勝利でした。
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