クレイジージャーニー・シリアと言う国とは?昔と今の違い|11月8日

11月8日放送の「クレイジージャーニー」では、15年間も戦場に通い続けた戦場ジャーナリストが、激戦地「シリア」で銃撃戦&空爆&仲間の死を経験しつつも、魂の取材を続けた様子が語られました。しかし、シリアは、イスラム国による統治とその影響で治安が悪化してしまった今と昔では、異なる景色があるんです(11/8放送)。

筆者は(まだ平和なころの)シリアへの旅行経験があり、今起きているシリアの現状に本当残念さや悔しさしかありません。それほど、かつてのシリアは美しく、歴史の長さを感じる素晴らしい国だったんです!

ここでは、そんな思いを踏まえつつ、シリアという国について、自分目線を含めて書いていきたいと思います。

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シリアとは?

シリアの基礎情報です。

正式国名: シリア・アラブ共和国

首都: ダマスカス

言語: アラビア語

通貨: シリアン・パウンド

北部はトルコ、東部はイラク、南部はヨルダン、西部はレバノン、イスラエルと国境を接し、一部が東地中海に面している地域です。


とくに、宗教の違いから、中東はかなりセンシティブな地域です。とりわけ最近では、イスラム国との紛争で、色々な意味で難しいエリアといえるでしょう!

個人的に感じたシリア人の印象は、正直、そんなに友好的という感じではありませんでした。少なくとも、隣国のレバノンやイスラエルと比べては、という意味です。しかし、紛争状態の地域(というより中東は昔から常時、紛争状態)とは思えないほど、街は平和な印象でした。

いずれにしても、そこには、人々の普通の生活がありました。

シリアはこんな国だった!見どころは?

かつてのシリアは、とくに”聖書”の中にかなり頻繁に登場する地名として有名で、たとえば首都ダマスカスはよく出てきます。

たとえば、新約聖書の使徒パウロが歩いた使徒書の中に書かれている「まっすぐの通り」などは、本当に数キロにわたって単純に真っ直ぐな道路なのですが、それはいまでもダマスカス市内に存在し、そのまま当時の石畳が残っていて、歴史の重みを感じることができます。

ダマスカスは人々で賑わっていて、いわゆる普通の暮らしもありました。

(ダマスカスのケーキ屋さん)

ダマスカス市内の国立博物館には、数千年の重みを感じることのできる遺跡などが展示され、そこにいるだけで、歴史を感じることができます。

また、ダマスカス市内から、バスで数時間移動した先の砂漠にあった都市パルミラ(パルミュラとも発音)には、かつて女王ゼノビアが統治した時代の凱旋門、ベル神殿、墓地、円形劇場などが数キロにわたり点在しています。残念ながら、イスラム国により破壊されてしまった都市です。

それらは、決して取り戻すことのできない貴重なものです・・・

パルミラ(パルミュラ)神殿 -出典:ウィキペディア

また、シリア第2の都市であるアレッポでは、古いモスクや昔の状態のままで存在する市場など貴重な遺跡がありました。

今のシリアへは・・・

シリアに行くといっても、今の状況では、危険すぎて行くことはできないでしょう。ただ、将来的に治安が安定したらという目線で考えたときに行く場合でいえばの話です。

ビザは必須で、東京にある在日シリア大使館で取得することができます。シングル2600円、マルチプル5200円ですが、普通に旅行するなら、シングルでしょう。ただ、今は渡航許可は出ないかと思われます。

また、中東のほとんどの国へは、直行便がないので、隣国経由で行くことになります。さらに、中東に行くとすると、一つの国だけ行くというのはもったいなすぎるので、レバノン、イスラエル、ヨルダンなどいくつかの隣国とセットで行く形がオススメです。

どの国とセットで旅行するかで、経由地は変わります(例:イスラエル経由で遊びに行くのであれば、イギリスのロンドン経由など)。

気候は砂漠性の気候と近く、昼間は相当な暑さになります。水分補給と熱中症予防の服装が必須です。また水が飲めないので、ミネラルウォーターが必須ですね♪

まとめ

今回のクレイジージャーニー(11月8放送)では、戦場ジャーナリストからの取材目線で取扱い方でしたが、そんな激戦地「シリア」もかつては、紛争状態ではありつつも、比較的平和なな時代がありました。

また、そんな時代が戻ると良いなとつくづく思います。

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