すでにいろいろな番組で取り扱われ、評判を呼んでいる「たなかや写真館」。コチラの写真館は、「合格率90%の証明写真」をキャッチフレーズとし、”就職”という大事なステップを成功に導くお手伝いをしてきました。まさに、お客さんが社会に出る大切な第一歩をサポートしてきたといっても過言じゃないですね♪(プロフェッショナル仕事の流儀11月27日)
「たなかや写真館」とは?
「たなかや写真館」は、代表の鈴木克明さんと妻で専務の寄里枝が運営する、神奈川県川崎市にお店を構える写真館です。
このお店のキャッチコピーでもあり、一躍マスコミでの露出を増やすきっかけにもなった「合格率90%の証明写真」というワード・・・ このワードは、テレビ局のアナウンサーを目指していた、店主・鈴木さんのお嬢さんの写真が民放4局の書類審査を通ったことで、ついたキャッチコピー。 その後、評判が呼び、以降、合格神話が続いています。
実際に、アナウンサーだけでなく、マスコミ関連やキャビンアテンダントなどのエアライン業界を志望する学生にとっては、”写真”の占める要素は大変大きいですよね♪
鈴木さんのお嬢さんだけでなく、それ以降、ここで履歴書写真を撮った大学生がアナウンサー試験に合格したり、専門学生がテレビ局に入社したりといった口コミで、お店の評判が広がり今では、全国から年間約4,000人もの方が来店しています。
テレビ・雑誌などマスコミでの紹介のされ方も半端ではなく、一例をあげるだけでも、「ニュースプラスワン」「アド街っく天国」「王様のブランチ」「めざましテレビ」「ぶらり途中下車の旅」「ハピふる」等で取り上げられてきました。
さて、「合格率90%の証明写真」の伝説の写真館・「たなかや写真館」の所在地やアクセスをご紹介します。
株式会社 写真のたなかや
所在地: 神奈川県川崎市高津区溝ノ口4丁目 6-28
TEL: 044-822-3466
最寄駅: 東急田園都市線/高津駅(徒歩4分)
面接合格のため、なぜ証明写真は大切なのか?
そもそも、なぜ、証明写真に気を配ることは大切なのでしょうか?
おそらく、お聞きになったこともあるかもしれませんが、米国・UCLA大学の心理学者アルバート・メラビアンが、1971年に提唱したのが「メラビアンの法則」。
「メラビアンの法則」とは、人の第一印象は初めて会った時の3〜5秒で決まり、またその情報のほとんどを「視覚情報」から得ていると言う概念です。
メラビアン曰く、「初対面の人物を認識する割合は、「見た目/表情/しぐさ/視線等」の視覚情報が55% 、「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」の聴覚情報が38%、「言葉そのものの意味/話の内容等。」の言語情報が7%」とのこと。
この「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」とも呼ばれることがあります。
つまり、一言でいえば、「人の第一印象は、見た瞬間に決まる!」ということ。そして、「第一印象」というのは、その後もなかなか変わることがなかったりしませんか?
それで、就職活動で学生が行っているように、その着るもの=リクルートスーツなどで、相手(面接官)に「しっかりとしている」という印象を与えることも大事ですが、その前に、履歴書の写真で、しっかりとした印象=好印象を持ってもらうことも、とても大事なのです。
一説によれば、人は無意識のうちに、「初めて会った人に会って0.5秒で判断をしている」とも言われています。ですので、会う前の目にする写真の出来がその人に関する印象を良いものにもできれば、イマイチなものにもしてしまうということなんですね。
つまり、書類選考などで、少なくとも数百人あるいはもっと大勢の志望者の写真を見る面接官が、写真を通して一瞬で受ける印象が、志願者の人生を大きく左右してしまう可能性もあるということですね。
怖いですね~
それで、「たなかや写真館」は、”写真で被写体となる人のベスト”を引き出してくれる→面接官が印象を良いものとしてくれる・・・そのお手伝いをしてくれるというワケです。
では、「たなかや写真館」では、被写体となる人のベストを引き出すために、どんな撮影のためのステップを踏むのでしょうか?
「たなかや写真館」の撮影ルーティン
「たなかや写真館」の撮影ルーティンは、他の写真屋さんとは、かなり違っています。というよりも、かなり異色といっていいでしょう!
ステップ1 アンケート用紙記入
田中さんいわく、「病院でいうところの問診票のようなイメージ」だそうですが、お客さんは、まずは来店回数や撮影の目的などの答えを、あらかじめ用意されているアンケート用紙に記入していきます。
ステップ2. 面談
この”面談”では、ステップ1で書いたアンケート用紙をもとに、お客さんと会話(面接?)をしていきます。
ここでは、田中さんがアンケートを分析し、選択肢への丸の付け方や字のバランスなどを見て、赤ペンで修正を入れる作業を行っていきます。
そして、もし空欄などがあると「なんで“特になし”って書かなかったの?」と理由を聞きます。そして、場合によっては、「これが履歴書で私が面接官なら不合格にするよ」と指摘も行います。
また、撮影を希望するのが学生であれば、就職を希望する企業への志望動機などを聞いていきます。もし、そこで学生側の態度があやふやだったり、意思が定まらないようであれば、田中さんからの指摘が入るとか・・・
ステップ3. 撮影
そして、撮影です。実は、これまでのステップ1-2で、学生は、まずアンケートで、そしてその後の田中さんとの面談で、”自分の思い”をはっきりと表明しています。それから、撮影に臨むので、学生の表情が全く違うのだそう。
また、このステップ3では、田中さんが、学生と一緒に全身鏡を見ながらチェックをするんです。そのアドバイスは具体的で、例えば、目力をきちんと出すことや、口角も重要と感じていて、口角を「あと○○度上げてみよう」っといった細かな部分にまで及びます。
さらに、表情についても、職種によっては真顔での撮影を行うものの、やはり、にこやかなほうが好印象だとのこと。そういったカメラの前での表情に関するアドバイスも行うそう!
こういった、1-3までのステップにより、学生の表情は引き締まり、かつ最も良い表情を引き出す写真が撮れるんですね♪
こちらの動画を見ると、「たなかや写真館」のお客さんへの愛情というか想いが伝わってくるような気がします。
料金&仕上がり時間
これだけのこだわりと強い想いを持って撮影を行ってくれる、「たなかや写真館」で撮る証明写真・・・けっこうお値段が気になりますよね。
でも、料金は「写真のみのコース」であれば、2,980円(仕上がりは2日後)とけっこう良心価格だと思います。
また、さらに仕上がりを急ぎたい場合には、料金が若干割高になりますが、当日3時間仕上げで4,800円、当日1時間仕上げだと5,800円と、このクオリティを考えると十分に安いと思います。
ヘアメイクももちろん行っていて、その料金は2,000~3,500円! こちらもオトクな料金だと思います!
まとめ
「たなかや写真館」で撮る証明写真・・・ 撮影する田中さんにとっては、それは単に1枚いくらという計算が頭にありつつの証明写真ではなく、その被写体となる学生がその面接で成功してほしい、もっといえば人生が成功してほしいという想いが込められたものなんですね♪
また、時として、田中さんとの”面接”で動機が甘い学生に対してもきちんと指摘する・・・それは田中さんのその学生への”愛情”ともいえますね!
「たなかや写真館」の店主・田中さんにとっての、プロフェッショナル仕事の流儀の根っこにあるものは、その被写体となる人の人生と向き合う、真摯さや愛情なのでは?と思いました。
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