寒い冬に日本を脱出して、海外旅行に行かれる方も多いと思います。でも、冷え症の方や寒さが苦手な方にとっては、機内でも寒さがたまらず、使い捨てカイロがマストアイテムな方もおられると思います。
また、旅先の国が寒い場合、現地で、「使い捨てカイロを体や足に貼らないと、ダメ!」という方も多いと思います。国によっては、単純に温度の問題ではなく、現地特有の湿度や気候条件で日本よりも、さらにもっと寒く感じたりする場所もありますよね♪
ここでは、機内または現地で使用する(貼って用いる)ために、使い捨てカイロを飛行機に持ち込むことが可能か、またその他の注意点についてご説明したいと思います。
使い捨てカイロの飛行機に持ち込みは可能か?
結論からいうと、使い捨てカイロの飛行機内への持ち込みは可能です。
ただし、カイロには原料として「鉄の粉=酸化鉄」が入っているため、機内へ持ち込む場合は金属探知機が反応する可能性があります。それで、”手荷物側”に入れて乗ることをオススメします。(参照元:カイロメーカーの「桐灰」)
つまり、使い捨てカイロには「鉄粉」が使われているため、金属探知機がそれに反応し、引っかかる可能性があるということです。(これは、カイロのメーカーの見解ですので、2017年現在は確かな情報かと思います)
また、JALにサイトによると、”国内線において”、使い捨てカイロの機内持ち込みについて、「お持ち込み、お預けともに可能です」という記載がありました。
カイロを機内持ち込みあたっての3つの注意点
では、カイロを機内持ち込みするにあたって、どんな点に注意すると良いのか3つ取り上げたいと思います。
使い捨てカイロは、基本、機内持ち込みする”手荷物”に入れる
まず、使い捨てカイロは、飛行機の機内に持ち込みをする場合、”手荷物側”に入れることをオススメします。
理由としては、それがカイロメーカーの見解だからという点もあるんですが、手荷物側にいれておけば、もし、保安検査(金属探知機含む)で指摘されても、使い捨てカイロを取り出しやすいからということもあります。
それが、もしスーツケース側に入っていて、保安検査(金属探知機含む)で指摘された場合、状況や場合によっては、航空会社の関係者や一般の観光客など、けっこうな数の人々の見ている前で開けることになります。使い捨てカイロ以外のものまで、みんなに見られるというのは、あまり気分の良いものじゃないですよね?
保安検査(金属探知機含む)ではカイロは外しておくのがベスト
あとで書きますが、国や地域によっては、保安検査(金属探知機含む)がよりシビアに行われます。
それで、現地の保安検査を通過する際には、機内で使っていた使い捨てカイロを、念のため前もって取り外しておくことをオススメします。
足など、取り外しやすい場所に使い捨てカイロを貼ってある場合は良いのですが、係官にあまり見せたくない位置や取り外しにくい場所に貼ってある場合、いろいろ面倒ですよね?
それで、あらかじめ保安検査(金属探知機含む)を通過するときには、使い捨てカイロを取り外しておくのがベストかと思われます。
旅行(ツアー)会社や航空会社に事前に確認しておく
金属探知機の感度は、国によっても違うという話も聞きます。ですので、ある国の保安検査では金属探知機が反応する場合があれば、反応しないケースもあるワケです。
ですので、万全を期したい場合には、保安検査(使い捨てカイロの飛行機の機内持ち込みできる量など)の状況に関して、参加するツアーを催行する旅行会社や利用する航空会社に電話で尋ねてみることをオススメします♪
ネットには、「使い捨てカイロの飛行機への持ち込み」の可否やその他の情報についてたくさんの情報があります。でも、そのサイトやブログの記事更新日をご覧になってみてください。記事更新日が、7-10年前のものもたくさんあります。
近年、世界的に治安が悪化し、それまでは安全とされていた国や地域でテロが起きたりしているため、現地の当局側もかなり神経質になっています。また、そもそも保安検査で用いる金属探知機の性能が大幅に向上していて、かなり細かな部分まで見ることができるようになっています。
個人的には、10年前までは、ヨーローパは安全に旅できる地域だと思っていましたが、その後のヨーロッパ各地で起きている状況を見ると、今は正直、旅行に行くのが二の足を踏んでしまいます・・・
それで、最新の情報についてお知りになりたい場合は、ネット上の情報をうのみにせず、旅行会社や航空会社に尋ねてみることをオススメします。
まとめ
私自身の体験ですが、過去に、使い捨てカイロを貼ったまま機内に乗り込み、保安検査を通過したことがありますが、指摘されることなく、「無問題」でした。もちろん、そのときは、指摘された場合には、説明するつもりでいました・・・
でも、カイロの飛行機への持ち込みにあたっては、国や地域の状況、また時期によっても現地のセキュリティのレベルは異なります。
もう10年以上前にイスラエルを旅した時には、スーツケース一個一個を開けての検査が行われていました。治安は今の方が明らかに悪いので、今イスラエルを旅する場合には、より厳しい検査が行われるはずです。
これは、極端な話ではありますが、少なくとも旅行先の国によってかなり保安検査の厳しさは異なることは間違いないと覚えておくことはできると思います。
是非、上手に使い捨てカイロを飛行機に持ち込み、機内でも現地でも賢く活用したいですね♪
カイロ飛行機に持ち込みにあたっての3つの注意点でした♪
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