日本そのものが島国ではあるんですが、五島市富江町の田尾海岸から富江湾を望んでみることのできる「大板部島」という島をご存知でしょうか?
「水中貝塚をともなう洞窟遺跡」と聞くと、冒険心をくすぐられたりしませんか? しかも、その遺跡からは、人骨、牛骨、土器、アワビの殻などが出土し、時代は縄文時代のもの・・・
「大板部島」には「大板部島洞穴遺跡( おおいたべどうくついせき)」と名づけられた、学術的、歴史的に非常に価値がある遺跡があるんです(世界の何だコレ!?ミステリー1月31日)。
大板部島の場所&アクセス方法とは?
五島の福江島の南東部に位置する崎山地区という地区があります。崎山地区には、人が住んでいます。この福江島に所属しているのが、無人の大板部島なんですね。具体的にいうと、福江島から6キロのほどのところ、五島市南西海上約12km場所に位置する火山性の小島なんですね。
周囲は、約2km程度の無人島です。
さすがに大板部島へは研究調査といった名目で行く人の他にはわざわざ行くような人はいないし・・・と思っていると、過去に「無人島0円生活」のロケ地でつかわれた事実が分かりました。
このときには、よゐこvs森泉・長谷川潤のサバイバル対決と銘打ってこの「大板部島」ととなりの「小板部島」をつかっての撮影が行われました。2016年のことでした・・・
引用元:「日本の原郷・五島列島 – 実在した高天原」
そもそも、そもそも人が住んでいない島なので、定期的に渡し船が運行するようなことはありません。ですので、アクセスしてみたいと思っても行く手段がないですね。船をチャーターするくらいしかなさそうです。
しかし、中には、たとえばシーカヤックを趣味とする人にとっては、上陸してみたい島のひとつらしいです。
ちなみに、シーカヤック好きにとっては、五島列島そのものがかなりミステリアスで行ってみたいスポットが多いそうです。
大板部島のTIPS
引用元:CAVERのページへようこそ
大板部島は、いかにも無人島らしく、人の代わりに住んでいるのは野生のヤギ。ちなみに、ヤギの住む無人島は本当に多いですね。
もちろん、大板部島についても、隣島の人が放したヤギが野生化したものです。
昔、小笠原に旅したときに、無人島へ船をチャーターして行った際にも、かなりの割合でヤギが住んでいました。島民の方曰く、ヤギは美味しいらしいです。なかなか敏捷で捕まらないですけどね・・・
それにしても、無人島になぜヤギを離したがるのか理解に苦しむ部分がありますね。
さて、大板部島はケービングという洞窟探検を主としている人にとってもたまらないスポットらしく、過去にこの島に行った人は、「瀬渡し船」で渡り、探検したそう。そして、上陸の際には、大板部島には北岸から上陸したそうです。
また、大板部島は最高点が16mしかなく、ほぼ平らな島です。でも歩きやすいワケではなく、灌木がジャングルのように繁り、島内を歩くのはかなり至難の業でもあります。
まとめ
日本は島国で、そもそも無人島の方が圧倒的に多いんですよね。五島列島ひとつとっても、
有人島が約30、無人島は100以上もあるといわれています。
「大板部島」には「大板部島洞穴遺跡( おおいたべどうくついせき)」のような遺跡があり、冒険好きな人にとっては、かなりたまらない場所かもしれませんね。
アクセスそのものは、容易ではないですが、機会があれば行ってみたいと思わせる島であることは間違いなさそうです。
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