2018年の大河ドラマである「西郷どん」。林真理子さんの小説『西郷どん!』が原作となってるこのドラマ・・・見どころがたくさんあります。
たとえば、鹿児島弁・・・ 同じ日本なのに、分からない言葉が続出状態で、意味を調べたり想像したりしながら観る楽しさがありますね。
\西郷どん、本日放送スタート!/
みんなの思いを背負って、
大きく翔べ!吉之助!#NHK #大河ドラマ #taiga #西郷どん #せごどん#鈴木亮平 #西郷隆盛 #吉之助#西郷どんカウントダウン最終日#ついにこの日がやってきもした#午後8時に全員集合じゃ pic.twitter.com/DfgkmHPfwz— 大河ドラマ「西郷どん」 (@nhk_segodon) 2018年1月7日
大河ドラマひとつをとっても、様々な見どころがあるワケですが、ここでは、西郷どんの衣装(着物)に注目してみたいと思います。
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西郷どんの衣装(着物)は?
西郷どんの衣装(着物)はどんな種類のものなのでしょうか?
衣装には、「芭蕉布(ばしょうふ)」がつかわれています。
OIST及び琉球大学の研究者らは、沖縄の伝統工芸品であるの作製工程の採繊工程(精錬)を初めて科学的に解明し、芭蕉布の繊維(材料)が、蒸し暑い沖縄の夏の衣服として利用するのにいかに適しているかを証明しました。https://t.co/3JoFVMpZRT pic.twitter.com/3WvRGkIcYJ
— 沖縄科学技術大学院大学 (@OISTja) 2017年12月25日
芭蕉布(ばしょうふ)とは、バショウ科の多年草イトバショウ(糸芭蕉)から採取した糸(繊維)を使って織られた布のことで、沖縄県と奄美群島の特産品です。
素材は、「薄く張りのある感触」という特徴を持ち、夏の着物、蚊帳、座布団など、かなり様々なものに利用されますね。
今回の「西郷どん」での着物の着丈は1メートル85センチで、材料の糸も糸芭蕉の木の中心部から取れられた、柔らかい質感の「ナーグー」を使っています。柄には”薩摩藩島津家の家紋”である「十文字」を採用し、藍色で染められました。
また、帯には、糸芭蕉の外側の繊維=「ウァーホー」が用いられています。
ちなみに、芭蕉布(ばしょうふ)には、約500年もの歴史があり、琉球王国では、王宮が管理する、大規模な芭蕉園で芭蕉が生産されていたという歴史もあります。
今回、西郷どんに登場してくる、芭蕉布で作られた衣装は、独特の風合いがありますよね。鹿児島の地の気候にも良く合った素材で、着心地も良く、動きやすい感じもしますね♪
西郷どんの衣装(着物)デザイナーと黒沢明の関係とは
今回、西郷どんの衣装(着物)デザインを手がけているのが、あの日本の名映画監督だった故・黒沢明さんの長女にあたる方です。
黒澤和子さんのデザイン画なども展示 pic.twitter.com/DFteO04Rx1
— のぐちよしあき(配役宝典の中の人) (@noyorin) 2018年1月2日
黒澤 和子(くろさわ かずこ)さんという方です。
簡単なプロフィールをご紹介します。
名前: 黒澤 和子(くろさわ かずこ)
生年月日: 1954年4月29日・東京都出身
学歴: 成城学園高等学校中退
その後、サン・デザイン研究所、伊藤衣服研究所デザイン課を卒業しています。
現職: 日本の映画衣裳デザイナー、エッセイスト、 黒澤プロダクション取締役
ちなみに、黒澤 和子さんのお兄さんは「黒澤プロダクション」の代表取締役社長をつとめている黒澤久雄さんです。また、元夫は俳優の加東大介さんの息子にあたる加藤晴之さんです。さらに、長男は俳優の加藤隆之さんで、次男は画家・加藤秀之さんです。
こう見ると、本当に映画・芸能関係の一家ですね。
また、黒澤 和子さんが映画界のデザインを務めるようになったきっかけは、お父様である、黒澤明さんの勧めだったそう。実際、、黒澤明さんが監督を務めた映画:『夢』から正式に黒澤組の衣裳を担当するようになりました。
ですので、黒澤明さんも、長女・黒澤 和子さんの衣装デザインの才能を見抜いていたワケですね。
まとめ
NHK大河では、様々な見どころがありますが、ここでは、西郷どんの衣装(着物)に注目してきました。
着物(衣装)も、関東とは明らかに違う素材感と風合い感があり、興味深いものがありますね♪
西郷隆盛の人物像も興味深いですが、その着ていたもの=ファッションにも要注目です!
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