イチロー 引退後生活・今後どうなる?驚愕の年金・収入(年収)&財産とは?

あの日本の至宝、いやメジャーリーグの至宝といっても良いイチロー選手がついに一線を退くことになりました。といっても、シアトル・マリナーズと生涯にわたり特別アドバイザー契約を結ぶという内容が明らかになりました。

現時点(5月4日)で、すでに今季の残り試合には出場しないことも決定しており、来季日本で行われる試合への出場や代打として出場する可能性もありますが、すでに事実上(実質的)の引退といっても良いでしょう。

ここではイチロー選手の引退後、今後どうするのか?その収入(年収)やメジャーでの年金事情について取り上げてみたいと思います。

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イチロー・現役&引退後の収入(年収)・年金や財産は?

日本人メジャーリーガーの範疇を超えて、メジャーリーグ全体という観点で考えても、類まれな成功を収めたのがイチロー選手だと思います。

その現役時代(今も現役ですが)に稼ぎ出してきた収入も桁違いですし、引退後も悠々自適の生活といえるのは間違いありません。

オリックス・ブルーウエーブからはじまったキャリア

イチロー選手がその野球のキャリアをスタートさせたのは、オリックスブルーウェーブからの4位指名を受けた1991年です。

ドラフト4位という順位からも分かるように、正直、当時は身体の線も相当に細く、まさか後の大打者になるとは思わない人も多かったのでは?記者会見の様子でもどちらかというと目立たない選手でした。

しかし、イチロー選手は、当時の仰木彬監督の薫香を受け、才能を開花させていきます。1年目こそ430万の年俸(契約金4,000万円)からスタートしましたが、2年目にはほぼ倍の800万円と着実に年俸額をあげていきました。

結局、オリックスブルーウェーブに在籍した期間(1991-2000年)で稼ぎ出した推定年俸は、約20億円!となります。

イチロー選手は、その後大リーグへと渡ります。

シアトル・マリナーズ

シアトル・マリナーズに移籍した当初、イチロー選手への期待値は正直それほど高くはありませんでした。投手としては野茂英雄選手など、メジャーで好成績を上げた選手はいたものの、野手としてメジャーに渡った選手はまだおらずイチロー選手への評価は未知数でした。

しかし、結果としては、シアトル・マリナーズでのイチロー選手は、まさに無双状態でした。

イチロー選手の黄金時代の到来といっても良いでしょう。

イチロー選手は、シアトル・マリナーズに在籍した2002年の推定年俸・約3億7000万円を皮切りに成績に比例して年俸は上がっていき、結局2002-2012年までの10年間で稼ぎ出した、推定年俸の合計は、約142億円に上りました。

ニューヨークヤンキース

イチロー選手がつづいて在籍したのが、名門ニューヨークヤンキースでした。2012年7月に、トレードでニューヨークヤンキースに移籍しました。

当時、イチロー選手にとってかなり苦渋の選択での移籍でした。この2年間のヤンキースでの年俸総額は、約13億円(当時のレート)でした。

しかし、ヤンキースでは2013-2014年間の計2年間の在籍のとどまり、その後はマイアミマーリンズに移籍します。

マイアミマーリンズ → シアトルマリナーズへ復帰

マイアミマーリンズでのイチロー選手は、在籍期間は2015-2017年にかけての3年間で、計約7億2000万円の年俸を手にしました。

その後2018年からシアトルマリナーズに移籍することが決定。

2018年は、推定年俸は、出来高を入れると約2億円といわれています。

それで、これまで日本プロ野球と大リーグで、自らのバットで稼ぎ出した合計の年俸は約180億円強となります(2018年のマリナーズでの年俸は含まず)。

かつ、CM出演料やその他活動のギャラなどは含んでいません。それらを入れるととてつもない金額を稼ぎ出してきたことになります。

大リーグの年金制度の歴史と実際とは?

そもそもですが、大リーグでの年金の歴史を少し説明しますと、その歴史は古く、年金基金が設立されたのは1947年4月にさかのぼります。

当時、メジャーの選手たちは年金受給資格を得るために、最低5年間以上大リーグでプレーする必要がありました(1969年にこの資格は4年間に引き下げられた)。もちろん、メジャーでのプレーの期間の長短に応じて年金支給額は変わります。

そして、1980年に大きな転機がやってきます。この年を境に、よりプレーヤーの立場に立った手厚い年金システムが構築されました。

現在でも通じるこの年金システムでは、メジャーに10年在籍すれば、満額の年金を受け取る資格を取得できるようになりました。ちなみにその満額の年金支給額は17万5000ドル(現在のレートで約2000万円)で、62歳受給開始となります。

なお、この年金は、プレーヤーが亡くなった時点で、受給は停止するもので、遺族年金のようなものはありません。

そして、その財源は、まずは選手の肖像権などのライセンス収入、TVやインターネット放映権などによるリーグ収入からの一定の金額が”メジャーリーグ選手年金基金”へと拠出する形で賄われています。

ちなみに、単純に起こる疑問だと思うのですが、1980年以前にメジャーに在籍した選手とそれ以降に在籍した選手では、もらえる年金額に差があるため、そのギャップが問題となりました。それで、この問題が決着を見たのが、2011年です。結構最近ですね・・・。

この年、1980年以前にメジャーに在籍した選手に、特別な退職金を支払うという合意がなされ、この合意以降、1980年以前に在籍した約900名のメジャーリーガーがその支払いを受けてきました。

イチロー 引退後にもらえる年金額と収入は?

現在の大リーグの年金制度で、年金をマックスでもらおうとすると、10年間のメジャー在籍が必要となります。

当然のことながら。イチロー選手の場合には、すでに受給資格があり、その年金額は前述のとおり、62歳以降支給され、年金支給額は17万5000ドル(現在のレートで約2000万円)となります。

また、イチロー選手の場合には、意外と大きいのがCM出演料などの副収入ではないかと思います。イチロー選手の商品価値は非常に高く、CM出演料は、1社あたり8000万円以上といわれています。

個人的に思うのですが、仮に引退してもイチロー選手の商品価値は下がることはないと思います。

しかも、出演依頼する企業が大手の企業ばかりですし、プロデュースの仕方にもよると思いますが(というよりイチロー選手自身が自分のプロデュースの方法を熟知していますよね)、場合によってはますます商品価値が上がる=CM出演料が上がる可能性もあるんじゃないでしょうか。

それに加えて、奥様の弓子夫人が、イチロー選手の過去の収入(年俸)を不動産投資で運用しているともいわれ(一説によれば100億円)、もう食うに困らないどころか、一生で使いきれない収入を得続けると思います。

まとめ

これまでのイチロー選手の獲得してきた年俸にしろ、不労所得的に得続けるであろう不動産収入など、もはや、いちいちスケール感がスゴすぎて理解不能な部分もある話だと思います。

でも、イチロー選手は、最近の記者会見でも自ら述べたように、「野球の研究者であり続けたい」という言葉を残しています。

意外と本人にとっては、さほど物欲はないのかもしれません。あるいは、すでに買えないものはない状態でしょうし(若さや健康は買いたいかもしれませんが)、やはり野球を愛してそこに残りの人生の全エネルギーを注ぎたいのかもしれないですね。。。

今回の経緯を見てきて、イチロー選手は「オンリーワンの存在なんだな~」と改めて感じました。

よく、引退する選手で「野球を辞めたら翌日からは練習しなくて良いのがうれしい」といったコメントを述べる選手もいる中で、(まだ正式な引退ではないものの)イチロー選手からはそんな雰囲気は微塵も感じられないですよね。もちろん、怪我や故障が原因で一線を退くワケではないということも大きいでしょう。

今後、どんな次なる人生を歩むにしても、イチロー選手の「野球道」・・・是非応援したいものですね!

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